断腸亭料理日記

秋刀魚

9月8日(水)
久しぶりに、早く、オフィスを出る。

今日は、秋刀魚、である。
夕方から、決めていた。
昨年はあまり安くならなかったが、
今年はいいようである。
先週帰京時に、寿司屋で生を食べたが、とても良かった。

スーパーに寄るが、「一汐さんま」という塩をしたものしかなく、
(新鮮なものが手に入りにくい、名古屋だからか、、。)
3軒回ってやっと、生を見つける。二本。(¥300)

大根。大根はまた、高くなっているので半分。
基本的に、この時期、大根は、端境期なのであろう。
鰹のたたきが半額になっていた。冷蔵庫にピーマンがあるので、
ピーマンとマリネにしよう。
それから、焼き豆腐。これは、煮よう。

作る
取り置の出汁に、しょうゆ、酒、砂糖、で味付け、焼き豆腐を煮る。
仕上げに、追い鰹。アルミホイルで落とし蓋をし、煮ふくめる。

マリネ
切ったピーマンを洗い、網で焦げ目を付け、冷水に放ち、皮を剥く。
(前に、何かのTVで見たのをやってみた。)
ボイルするよりは、食感が残って、いいか。
ボールに、鰹、おろしにんにく、オリーブオイル、酢、塩胡椒、タイムを合わせ、
レンジに入れ、1〜2分。酢を含ませる。
酢を足し、気持ち、しょうゆを入れておく。

秋刀魚を焼く
ものも、さほど悪くないようである。
ギラギラと光っている。

塩をし、半分に切る。
火鉢で、炭。とも思ったが、面倒くさくなり、今日は、やめた。
ガスで。

できるだけ、遠火の強火で、じっくり。

大根をたっぷりおろす。

食べる
なにはともあれ、秋刀魚である。
「目黒の秋刀魚」ではないが、脂ののった秋刀魚は格別である。

まだ、若干早いのか、今日のものが、まだ、なのか、もっと脂があってもいい。
焼いている時にも、ボタボタと脂が、際限なく落ち、それに火がつく。
もうもうと、煙が上がる。
そこまででは、なかった。

しかし、十分。ビールで、2本をばくばくと食う。
一度、銚子にでも行って、七輪で焼いて、死ぬほど食って、みる、
というのはどうだろうか。

意外に、うまかったのが、マリネ。
鰹にちょっと熱が、通り過ぎたが、ピーマンがうまい。

まあ、満足のいく、食事であった。

※平均点  2.618      合計 34人

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