先週は土日で、福岡出張。
今週は、土曜も夜中まで、、、。
ともかく、日曜である。
新しいネタを、覚えるために、速記の載っている落語の本
(川戸貞吉著:現代落語家論)を捜し歩いた。
しかし、新刊でもなく(古本でもない)、まして、落語である。
落語関連は、新宿紀伊国屋までいけば、そこそこ、揃えられているが、
遠くもあり、銀座などを、中心に探した。
まあ、ない。
落語など、そんなものなのかも知れない。
夕方も遅くなり、銀座みゆき通り付近を歩いていると、
そば、明月庵「田中屋」という看板が目に付いた。
「田中屋」といえば、豊玉の方に、有名な店があったのを覚えていた。
過去に、一度行ったきり。
当時、(と言っても、10年以上前)いろんなことに、こだわって、
今でいう、ちょっとした、カリスマそば屋のはしり、とでもいった地位にあったのか。
店に入ってみると、やはり、系列のようである。
銀座に店を出したのは、知らなかった。
少し、肌寒かったので、鶏南蛮を頼む。
店の構えは、ありがちな、懐石風(というのだろうか?)な、「こじゃれた」新和風、、?
なぜか、銀座の買物帰りの、おばさん一人、という客が、多い。
、そんなポジション。
運ばれてきて、びっくりしたのが、
これが、東京のそばなのか?という、つゆの色。
しょうゆ(色)が薄い。
しかし、味はしっかりとついて、いる。
だしも、関西風の、昆布だし中心では、なく、
かつお系である。
はっきりいうと、うまい!
\1,200もとれば、当たり前、といえば、あたりまえだが、
筆者の、感覚でも、まずまず、及第点である。
しかし、どうも、そば屋として、馴染めない。
なにがなんでも、江戸のそばは、伝統ある、並木藪、神田藪、まつや、
とまでは、言わないが、そんな、雰囲気も含めて、
そば屋、である、とも、思う。
いかがであろうか?
※平均点 2.500 合計 25人