断腸亭料理日記2006

煮込み

11月13日(月)夜

モツが食べたかった。

なぜだかわからないが、モツ、で、あった。
疲れているので、家で食べよう、それも簡単に、、、。

会社帰り、ハナマサに寄る。

白モツの焼肉用、のようなものがあれば、と、思ったが、
今日は、ないようである。

「やわらかガツ」というのがあった。
これは、冷凍のよう。

煮込みにしようか。
「やわらか」、と、いうことであれば、圧力鍋で煮れば、
そこそこ早くできよう。

帰宅。

スーツを脱ぐのも、もどかしく、作り始める。

凍っているガツを水に漬け、とかす。

にんにくを二かけら、スライス。
圧力鍋に、赤ワイン、信州味噌1に赤味噌(八丁味噌)2。
砂糖、日本酒、しょうゆ。それから、ローリエ2枚。

とけたガツをよく洗う。

においをかいで見ると、さほどくさくはない。
一度、下煮をしなくとも、だいじょうぶかもしれない。

ガツを圧力鍋に入れ、水を足し、ヒタヒタまで。

加熱。一度、沸騰させる。

ここで、味見。

毎度、どて焼やら、モツ煮を作るときには、濃いめ。
そして、甘めを、目指す。
砂糖を、足す。

圧力鍋のふたをする。

加圧。

弱火で15分弱。

放置。蒸気抜き。

30〜40分。

この間に、取材のために用意をしていたのだが
使わなかった、豆腐。
これを入れよう、と、思い立つ。

ふたを開け、豆腐を入れ、もう一度、ふたをし、加熱。
弱火で、5分。
豆腐に圧力をかけると、ぐずぐずになるのか、、?

火を止め、さらに、10分、放置。

ふたを開ける。
おお、豆腐も崩れず、いい感じに煮上がっている。

盛り付ける。


七味をかけて、食う。

気持ち、くさみはあるが、まあ許容範囲で、あろう。
実際のところ、もう少し、つゆは煮詰まった感じがあった方が
煮込みとしては、よいかも知れぬが、ウイークデー、
即席で作ったので、しかたあるまい。
都合、1時間ほど、そこそこ柔らかく、できた。
ガツは、ほどよく脂もあって、よい。

豆腐も、うまい。

なかなか、うまい、煮込みができた。

明日は、ゆで卵を入れて、もう一度煮込んでもよいかな。



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