荻窪で打合せ終了後、新宿へ。
まったく、久しぶりに桂花に。
熊本ラーメンの東京での老舗である。
高校時代、新宿を経由して通学していたこともあり
このころから数えると15年以上にもなる。店自体はもっと古い。
便利な場所にあり、新宿でラーメンが食べたい、
いや、もっと広く、温かい物が食べたい、となるとここへ来る。
学生から社会人になりたての頃には「やっぱり太肉(ターロウ)だろう」
(太肉麺:角切り豚バラ煮込みの太肉に生のキャベツがガサッと載ったもの)
と決めていたがここ7,8年は桂花になってきている。
(桂花:いわばシンプルな桂花ラーメン。博多のとんこつラーメンよ
りも濃く、
麺は太く、固め。にんにくなどの入った独特なたれがポイント。)
今更、語るまでもなく、安心して食べられる味である。
安定してうまい。
この桂花に来て改めて思ったのだが、
このところ、20才代の女性のみでこうしたラーメン屋に来るという
風景がよく見られるようになった。
この日も二人組みと、単独の二組の女性がいた。
我々の年代の女性は、女性のみで立ち食いそばはもちろん
こうしたラーメン屋へ入ることはまず、今でも少ないのではないかと
思う。
うまい物は女性でも男性でも食べたければ、一人でも食べればいい。
唯一、ひとこと。
これは、若い男も同様だが、みんなに愛される
こうした店では、そのルールを守らなくてはいけない。
お互い、楽しく食べたいものである。