断腸亭料理日記

桂花ラーメン 新宿(ファンテン)

   2月5日(金)
    水、木の出張が急遽、金曜までに伸び、
    週末まで東京に居ることに。

    荻窪で打合せ終了後、新宿へ。
    まったく、久しぶりに桂花に。

    熊本ラーメンの東京での老舗である。
    高校時代、新宿を経由して通学していたこともあり
    このころから数えると15年以上にもなる。店自体はもっと古い。
    便利な場所にあり、新宿でラーメンが食べたい、
    いや、もっと広く、温かい物が食べたい、となるとここへ来る。

    学生から社会人になりたての頃には「やっぱり太肉(ターロウ)だろう」
    (太肉麺:角切り豚バラ煮込みの太肉に生のキャベツがガサッと載ったもの)
    と決めていたがここ7,8年は桂花になってきている。
    (桂花:いわばシンプルな桂花ラーメン。博多のとんこつラーメンよ
    りも濃く、
    麺は太く、固め。にんにくなどの入った独特なたれがポイント。)

    今更、語るまでもなく、安心して食べられる味である。
    安定してうまい

    この桂花に来て改めて思ったのだが、
    このところ、20才代の女性のみでこうしたラーメン屋に来るという
    風景がよく見られるようになった。
    この日も二人組みと、単独の二組の女性がいた。

    我々の年代の女性は、女性のみで立ち食いそばはもちろん
    こうしたラーメン屋へ入ることはまず、今でも少ないのではないかと
    思う。

    うまい物は女性でも男性でも食べたければ、一人でも食べればいい。

    唯一、ひとこと。
    これは、若い男も同様だが、みんなに愛される
    こうした店では、そのルールを守らなくてはいけない。
    お互い、楽しく食べたいものである。

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