妻もいないため、なぜ、家にいるのか、いささか疑問
もあるが
自分の家である。
また、東京である。
10:30起床。
NHK「男の食彩」を視る。
今日は、カツ丼。
新橋のカツ丼屋。
うまそうである。よし、作ろう。
米を研ぎ、ざるに上げておく。
たれのために、鍋に水を張り、昆布を浸ける。
下駄をつっかけ、材料を近くの商店街まで、買いに出る。
自転車ではなく、落語稽古を兼ね、徒歩である。
生パン粉、豚ロース、、と。
帰宅。
、、、。
ラードを忘れた。
、、、。
サラダ油でもいいか?
いや、いかん。
ここは、大きな分かれ道、のような気がする。
悔いは残したくない。
稽古もできる。
炊飯器のスイッチを入れ、再び出る。
再び帰宅。
さあ、作る。
「ピー」。
ん、飯が炊けた。
テキストを見ながら、、。
豚肉の筋を切る。
食べるときに、切れにくい脂身の部分である。
塩胡椒。これは片面。両面やる味が強すぎるという。
両面に下地の小麦粉を振る。
ボールに、鶏卵、水、同量の小麦粉。
天ぷら同様、これは、粘りを出さぬように、さっくり。
けっこう、ドボッと、した感じにした。
下地の付いた肉に、この衣をたっぷりつけ、
平容器に入れたパン粉の上に置く。
上から、パン粉をまぶし、ギュッと押す。
と、生パン粉のため弾力があり、フワッと、はね返ってくる。
テレビで、くだんの、かつ丼屋の親爺が「パン粉を立てる」と
言っていたが、なるほど、この、フワッ、でパン粉がトンガッテくる。
ソーッとおいておく。同じように2枚。
フライパンに、ラード(1本半)。火を入れる。
せっかくである。ラードのみでやってみる。
親爺が「鍋は小さ目」と、言っていたが、1枚が入るくらいの直径ならばいいか。
パン粉を落として、はねるくらい、という。(150℃)
こんなもん、か。
肉を投入。
音が変わってきたら、ひっくり返す。
フライパンが浅いため、下になった中央部が、底に接し、
均等な揚げ色にならない。
菜箸で、少し、上げながら、、。
まあまあ、かな。
きつね色になってきた。
あげる。
なかなかに、よい。
確かに、パン粉が立っていると、プロっぽい仕上がりである。
続けて2枚。
上手くいった。カラッと、うまそうである。
このまま、とんかつとして、食ってみたいくらいである。
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「その壱」はここまで、明日は、煮て、食べる。
結果や、いかに。乞、御期待。