新幹線でビールを呑み、醒める。
こうなるとなかなか寝付けない。
寝るためにも二日酔い覚悟の強い酒。
ウイスキーはあまりのまない方だが、のむとすれば以前から
シングルモルトであった。
日本の安いブレンドウイスキーなどと比べて
シングルモルトは格段にのみやすいのである。
元々が酒の強い方ではなかったこともあるが
この、のみ易さに惹かれてウイスキーの味をおぼえたと言ってもいい。
グレンリベット、グレンフェディックなど。
今はスコットランド、アイラ島のシングルモルトウイスキーである。
海辺で蒸留されるため海草のような香りがするなど、さまざまな蘊蓄がある
ようだ。
私は、そこまで、凝っているというわけではない。
やはり、のみやすいのでなんとなく決まった銘柄にしている。
これに合うつまみである。
以前にも登場しているが浜松名産の浜納豆である。
これは赤味噌(八丁味噌)の豆の形が残っているものと考えればいい。
味はまったく赤味噌。このまま食べるため味噌よりは塩気は控えてあり、
香り付けに生姜などが入っている。
ウイスキーならば、チーズ、ナッツなどがつまみの定番だと思う。
しかし、この浜納豆は絶妙の相性である。
呑み方はショットグラスにストレート。これが一番味がわかりうまい。
普通、私はチェイサー(水)を用意しないと飲めないのだが
浜納豆とであればチェイサーなしにグイグイのめる。
香りと香りの対決、強さと強さの対決なのか、、、
呑んでいる内にわからなくなるが、、。
いずれにしても、うまい。
そして二日酔い。