あなごが安くなっていた。
立派なものが2匹で\700のものが半額。
これに、鯉洗いも\300程度。
毎度のことだが、筆者はこの手のもの弱い。
あなごは、煮てもいいが、例の甘だれが、名古屋にあるため、
やめて、、。
というと、言わずと知れた「天ぷら」である。
天ぷらの季節である。
作る。
今回は反省を生かしつつ、ヒヨッタものは一切やめ
比較的、厚衣(あつごろも)。そば屋の天ぷらに、照準を合わす。
鍋は底の深いものを。
サラダオイルに、ごま油を足す。
油の深さは5cm以上は欲しい。
水、溶き卵、小麦粉はすべて、冷蔵庫に入れ、冷やしておく。
あなご2匹は半分に切る。
大き目に切った方が、うまい。
油に点火。
充分冷えたのを見計らい、
卵水に、小麦粉を入れていく。
厚ころもの、どぼっ、を目指す。
よし。
油温をみる。
180℃より心持ち、低め。
あなご、1本ずつ投入。
入れるときはダイナミックに。
まめにひっくり返すのは、採用。
油温が上がりすぎぬように気を付けながら、
少し長めに。
よく、音の変わるころ、、などという。
そこから、もうひと踏ん張り、、。1分ちょっとか。
しっかりした、衣がこんがりあがる。
これである。
さっそく、
食べる。
これである。
あなごなんぞ、刺身で食べるものでもない。
火が通った方がむしろいい。
ものがいいのか、プリプリしている。
うまい。
先週と同じだが、大根おろしが妙に辛い。
この時期の大根は辛いものか、、?
鯉洗いとともに、大満足である。
さて、食べ終わった。
衣がずいぶんあまってしまった。
妻がなにか、あげろ、との要望である。
揚げるものがなにもない。
、、、ねぎがある。
長ねぎのみの、かき揚げなぞは、どうだろうか。
ねぎを、ざくざく、大き目に切り、
衣に入れ、おたまで投入。
これも、よく揚がる。
再び、食べる。
ねぎが香ばしく、うまい。
いかゲソでもあれば、なおいいが、これだけでも、
じゅうぶんにうまい。
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