断腸亭料理日記

B.L.T.サンドウィッチ

12月18日(土)

やっと体調も持ち直しつつある。

パトリシア・コーンウェルの新刊「業火」を読んでいてマリーノの食べるジャンクなアメリカンフードがこのところ食べたくなっていた。

いかにもアメリカのメニューという、B.L.T.サンドウィッチは学生のころから好きなメニューでよく作っていた。久しぶりに作ろう。(B.L.T.とはいうまでもないがベーコン、レタス、トマトのこと。)

前の晩、帰宅途中に材料を買っておく。

11:00起床。

あらかじめレタスを冷水につけ、シャキッとさせ、ざるに取り、水気をペーパータオルで拭いておく。これは大切。うまいB.L.T.に水気は大敵!

ベーコンを焼く。3枚を半分のサイズに切ってフライパンにラードを敷いて弱火で脂を抜きながらあげるようにして焼く。火が強いとすぐこげついてしまう。B.L.T.サンドウィッチの場合、あまりカリカリに水分を抜いてしまうのは好みでないためいいあんばいであげる。

トマトをスライスする。包丁が切れないとぐずぐずになってしまう。(この包丁は研いだばかり。砥石くらいは持っていたいものだ。)

食パンは8枚切り。サンドウィッチには8枚切りがベスト。トーストする。(名古屋に転勤になったときに物持ちのいい誰かから、昔々子供の頃、どこの家庭にもあった焼けるとビヨーンと飛び出すトースターをもらった。もらってから数回しか使っていないが、今時おもしろい。)B.L.T.の場合、焼き加減はこんがりきつね色がいい。

パンにバターをたっぷり。そして、マスタードを塗る。ベーコン、レタス、トマトスライスを順番に重ね、最後にパンを重ね、平皿をのせぎゅーっと重しをかける。

落ち着いたら、楊枝を4本差し、包丁で一気に半分に切る。ぐずぐず切ると中身がでてきてしまう。完成。

コーヒーをいれて。楊枝を抜きながら食べる。

ベーコン、レタス、トマトと、別に、特別な味がするわけではないが、うまい

ベーコンはもっと入れてもよかったな。

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