断腸亭料理日記2024

じゃがいものコロッケ

4682号

11月18日(月)夜

なぜであろうか。
じゃがいものコロッケが食べたくなった。

理由はまったくわからない。
ただ、定期的に食べたくなることは確かである。

じゃがいものコロッケというのは、
料理としての価値というのか、バリュー?、に対して
手間が掛かりすぎる。

今、外で買えばいくらぐらいなのか。100円?。
まあ、そんなものであろう。
手間の割に、安い。
妙な存在になってしまった料理、かもしれない。

ともあれ。
買出し。

整形した時に崩れにくいものがよい。
であれば、じゃがいもは、なにがよいのであろうか。
煮崩れしにくい、というとメークインー。
男爵は崩れやすい。

メークイーンか。

新じゃが、なのか、小さなものがあったので、一袋。
玉ねぎに豚挽き肉。カット野菜のキャベツ千切り。
こんなところ。

作る。
先に、じゃがいもを水に漬けておく。

玉ねぎは半分ブンブンチョッパーでみじん切り。

揚げ油は、ラードでなければいけなかろう。
味がまったく違う。

冷蔵庫に瓶に入れてストックしてあるので、
ふたを取って、軽くレンジを掛ける。

ある程度溶けたら、そのまま置いておく。

豚挽き肉と玉ねぎみじん切りをフライパンで炒める。

塩胡椒で味付け。
これはしっかりめにしておいた方がよいか。

じゃがいもをたわしでゴシゴシ洗う。
小さいので、今日は皮はむかずにいこう。

皿にのせ、ラップ。

このまま、レンジへ。

自動加熱をなん回かし、10分弱。
ある程度柔らかくなったら、保温のために布巾をかけ置いておく。
余熱でさらに柔らかくなる。

押してみると、熱が通っているのか、わかる。
念のため、串を刺して確認。

OK。

包丁で一つを1/4ほどに切って、玉ねぎと挽肉のフライパンへ。

いもをある程度つぶしながらよく合わせる。

これを成形。

当初の意図の、堅めに、というのは、よくわからぬ。
潰してしまえば、同じこと、か。
根本的に男爵は、水分が多く、メークイーンは少ない、
ということでもない、のか。
結局、どっちでもよかったのか。

全体に粉。

衣作り。全卵を割りほぐし、水と小麦粉少し。
パン粉も用意。

玉子を両面、パン粉へ。

大きなスプーンで上からパン粉掛け、側面も。

全部に衣付け完了。

ラードを瓶から揚げ鍋に移し、若干少ないので、
新しいものも足しておく。

点火し、180℃へ。

油温が上がったら、二つ投入。

いい色まで揚げて、終了。

キャベツ千切りとともに盛り付け。

ビールを開ける。

とんかつソースを掛けて、切ってみる。

こんな感じ。

なかなかよくできた、のではなかろうか。

皮はほとんど気にならない。
いや、むしろ、入った方がよいかもしれぬ。

そして、やっぱりラード。
ラードは、うまい、のである。

いも自体の堅さはどうであろうか、まあ、堅くもなく
柔らかくもなく、ちょうどよい。
メークイーン効果は不明である。
以前、男爵で作ったこともあると思うが、覚えて
いない。
これは、今度、同時に作って比べてみるか。

ともあれ、じゃがいものコロッケ、成功、である。

 

 

 

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