断腸亭料理日記2024

浅草・レストラン・大宮

4589号

6月23日(日)夜

さて。

日曜日。

今日は、内儀(かみ)さんがレストラン[大宮]

取っていた。
ステーキが食べたいからと。

奇しくも、昨日の[弁天山美家古寿司]と
表裏の関係にある近さ。

[大宮]はTVなどにもよく登場し、新丸ビルにも
店のある、大宮シェフの店。
シェフのご実家はこの店の路地をはさんで
一軒置いた仲見世寄りの[栃木家商店]という豆腐店。

かしこまらない、気のおけない、浅草のフレンチ・洋食。

ただ浅草に多くある、いわゆる伝統的洋食店ではない。
味も気取らないが、勘どころをおさえたうまい
料理を食わせる。

18時。

昨日同様、伝法院通りの信号でタクシーを降りて、
向かう。
ご多聞にもれず、ここも観光客でごった返している。

入って、名乗る。

お二階へ、とのこと。

意外にすいてる。
こんなものか。

さて。
ここはコースもあるが、アラカルトでいいか。

ビールは生。

メインは、
内儀さんが、黒毛和牛のステーキで、
私は、ハンバーグステーキ。

サラダはミニとレギュラーがあるので、二人で
コンビネーションサラダのレギュラー。

鶏のレバーペースト。

こんな感じでどうだろうか。

コンビネーションサラダ。

目に鮮やか。

ただ、フレンチドレッシングか、シンプル。

そして、カップスープ。

クラムチャウダー。
ここでは定番であろう。
よく出る。
私のハンバーグステーキに付いていたもの。

クリーミーで濃厚。

やはり、ここの料理は一つ一つが、
丹念に味の設計がされ、うまく、上手く
作られている。

レバーペースト。

フランスパンの薄切り数枚。
セロリであろうか、と、にんじんの、
ピクルス。

こってり。
そして、なかなか量がある。

私の自家製フランスパン、
ハンバーグステーキ。

ソースは、いくつかから選べるが、やはり
ここはデミグラスソース。

付け合わせは、ルッコラ?、そして、なんというのか
ポテトとチーズを焼いたもの。

ハンバーグ自体の厚みは、ちょうどハンバーガーの
パティほど。だが、これ、メニューのコピーのように
実ににくにくしい。牛100%であろうか。

そして、デミグラスソース。
やはり、これは、うまい。
前にも書いたような気がするが、ご飯におそらく
ピッタリ合う。毎度思っていながら、パンを
選んでしまった。
ご飯に合うというのは、絶妙にバランスが取れている
といってよい。
デミグラスというと妙に苦みのあるものがあるが
そういったことは一切なく、うまみたっぷり、
そして、濃厚。

これは、うまい。

そして、内儀さんの黒毛和牛ステーキ。

美しい焼き上がり。
一切れもらったが、すごい脂。
流石の黒毛和牛。
だが、ちょいと、私の年では強すぎる、かもしれぬ。

ともあれ。
やはり、ここは、うまい。

ご馳走様でした。

会計は、二人で13,280円也。

うまかった。


レストラン大宮

台東区浅草2-1-3
03-3844-0038

 

 

 

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