断腸亭料理日記

新小岩・楓林

2月25日(金)
週が終わった。
昨日、大きなプレゼンテーションが終わり、ほっと一息、であったが、
今週も、土曜日、上司と打合せのため、出勤になってしまった。
(今週末は、引越しの予定なのに、、。といっても、引越し先は、ほんの、近所。)

ともかく、出張中の淡路島から帰京する、妻と、東京駅で待合せ。

「はしご」(タンタン麺)でも行こうか、、、。
総武線で、新小岩へ。

駅を降り、「はしご」へ向かう道すがら、
最近開業し、気になってはいた、「がんこラーメン」新小岩。

例の、黒ずくめの店(表の壁や、ドアが真っ黒。)
看板は、裸電球に照らされた、大きな骨のみが、目印。

以前、「がんこ」青戸は書いた。

早稲田の一条家元を総本家とする、「がんこ」一門の最新店である。

行列は、ない。
入って、驚いた。
他の、数店は、店主は皆、おじさん。
新しい、ということもあるのか、店主らしい男は頭は多少薄くなっているが、
まあ、30代であろうか。一条家元の、直系弟子だそうである。

早稲田総本家にもある、「揚げ焦がしネギ」がある。
勇んで、頼むが、「売り切れ」。
(他の、がんこには、比較的珍しい、「塩」などもある。)

「ちょいこて、しょうゆ」を頼む。
妻は、煮卵も。

待つ事、数分。
いよいよ、対面である。

見た目、スープ、麺、チャーシューのとろけ具合、など、
確かに、「がんこ」である。

しかし、食べるにしたがって、、、、。
気が付く。
スープがぬるい!

総本家、青戸などにも、壁に、「がんこの掟」ともいえる、
3ヶ条が張ってある。

「一、味は濃い目(しょっぱい)」
「一、麺は堅め」
「一、スープは熱く」

これである。

今日、たまたま、であったのか?

「がんこ」直系としては、ちょっと、いただけない。
次回に期待しよう。
 

※平均点  2.222      合計 27人

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