断腸亭料理日記

ちくわぶ

12月11日(土)
うまいもので、楽しく呑むのも、いいのだが、
案の定、二日酔いである。

妻は、オフィスへ。

先週末も、二日酔いから、風邪に至ってしまった。
なにか、今週も悪い予感がする。
とりあえず、洗濯など。
風呂に入り、酒を抜く、、。

買い物に出て、魚屋で
芝えび(¥210)、めごち(¥350)。これは、てんぷら用。
芝えびは、かき揚げにするのであれば、皮をむかなくてはならない、という。
また、「魚次」主人は、「から揚げでもよい」、と言っていたが、煮魚用に、めばる(¥250)。
(これだけ買って、\800ほど。魚は旬のものを、安く買う。これが鉄則である。)

それから、やはり、温かいものが食べたい。
ちくわぶ、を煮よう。
それから、前に作っておいた、ふろふき大根用の肉味噌が残っているので、
大根も、購入。寒いときには、よい。

帰宅。
酒が抜けた、と思ったら、これまた、案の定、発熱。
また、風邪である。
我ながら、凝りない。

てんぷらは諦め、めばると、ちくわぶを煮る。

「めばる」は、濁らぬように、一度、湯通し、
再度、沸騰した湯に入れ、砂糖、しょうゆ、酒で煮る。
今日は、甘めに。

ちくわぶは、他に、何も入れないのでせめて、昆布と鰹で、出汁を濃い目に取り、
しょうゆと、少量の酒で、辛めに煮る。

ふろふき大根は昆布のみの、出汁で、茹でる。

ここまでやって、ダウン。

20:00。妻、帰宅。

ふろふき大根、めばるの煮付けを食べる。
「めばる」は好評。

筆者はあまり食欲もないが、ちくわぶを食べてみる。
味が染みて、柔らかくなった、ちくわぶは、うまい。

考えてみれば、「ちくわぶ」というものは不思議なものである。
小麦粉で作られた、「竹輪もどき」である。
貧乏くさい、食い物であるが、
筆者は、おでんのネタでも、好きなもののひとつである。
親父の好物でもあった。

もともと、東京のものであろうか?

いずれにしても、うまいものは、うまい。

※平均点  2.433     合計 30人

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