断腸亭料理日記2006
9月19日(火)夜
さて、合羽橋、太助寿司。
連休明け、鮨が食いたかった。
例によって、会社帰り、家に寄って、自転車で向かう。
店に入るなり、親方が、
「今日は魚ないんだよー」という。
そうであった、、か、。
台風だった。
九州の方で、随分と被害もあった。
親方も困っているようである。
「河岸にもなんにもないんだよー」。
と、いうわけで、つまみ。
平目。もう鰈は終わりで、平目の季節である。常磐。
あまみがある。
新いか。
小肌。
しゃこ。
たこ。
中トロ。壱岐。
新いか、小肌がつまみで出てきてしまうのは、
相当に、魚がない。
どちらも、まあ、普通はにぎり、で、ある。
きんき半身の塩焼き。網走。
ここでも何度か食べているが、なにもいうことがない。
うまい。
日本のきんきでは、最高のものであろう。
にぎり。
うに。
うまい、のであるが、浜中(北海道)の蓄養、ものであるという。
蓄養というと、マグロが有名である。
うにでもあるようだ。子供のうにを獲ってきて、育てたもの。
親方によると、「うまいんだけど、腰がないんだよね。」
なるほど。
もう一回、小肌。江戸前。
うまい。
「どうしようか、ないときは、しょうがないよね、、。」
じゃあ、海苔巻でも。
というと、太巻きを、巻いてくれた。
まあ、こんな日もある。
さて、親方と話しをしていて、
落語会の話しになった。
「是非やってよ」という。
太助寿司もこの断腸亭料理日記以外も含めて、ネット経由の
お客さんが増え、週に、四〜五組はコンスタントであるという。
親方はまったくご自身ではネットはやらない。
どんなものかも、実際にはよくわかっていないのであろうが、
今までのお客さんの来訪のしかた、増え方とは
まったく違った展開である。
そこで、ネット経由のお客さんにお礼を、という
気持ちを込めて、是非、落語会をやってほしい、と、いう。
と、いうことで、太助寿司へ来ていただいたお客さんへの
感謝を込めて、第二回断腸亭落語会開催、で、ある。
筆者自身も、ほぼ決めていたところではあった。
■■■第二回断腸亭落語会のご案内■■■
【懲りずにやるのか?第二回断腸亭落語会】
日時:11月26日(日) 14:00〜16:00
場所:浅草合羽橋・太助寿司
会費:¥3000(鮨、ビール付き、、というよりは、こちらがメインか?)
筆者、断腸亭錠志の落語一席。
人数確定の都合もあり、前回同様、メールによる、
事前予約制といたします。
断腸亭錠志まで、人数とお名前を明記しお送りください。
折り返し、ご確認のメールを返信いたします。
今回は、太助寿司さん、二階の宴会用の部屋。
なんと、舞台もあり、広さにも余裕があります。
太助寿司にこられたことのない方には、この機会に是非、是非。
お気軽に、多くの皆様にご来場をお待ちいたしております。
よろしくお願いいたします。
チラシの印刷用PDFもあります。
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