断腸亭料理日記2006

矢来町・仏蘭西料理・

ブラッスリー・グー

11月1日(水)夜

今日は、内儀(かみ)さんとその友人と、そのまた友達などで
ちょっとした集まりから、久しぶりに
牛込・矢来町のブラッスリー・グー

その内儀さんの友人という女性が、
偶然に、やはり、牛込界隈のオフィスに勤めており、
その彼女も、グーを知っており、
じゃあ、ちょうどいいから、グーで、みんなでご飯を食べよう、
と、いうことになった。

7人、で、ある。

夜のコースは、デザート、食後の飲み物がついて、¥3000弱。
以前にここでも会社の歓送迎会をしたことがあったが、
その時は、ワインなども込みで、おまかせ、のメニューで
やってもらったこともあるが、
今日は、めいめいにメニューを選ぶ。

つまり、通常のここのメニューから選ぶ、というわけである。
いつもはランチで利用していたため、
夜の通常のメニューを見るのは、そういえば初めてであった。

昼と同じメニューもあるが、やはり、質量ともに
パワーアップしている。

飲み物は、筆者は、ビールをもらう。
それぞれ、ワイン、など。

前菜。筆者は、フォアグラのパテ。
メインは鶉(うずら)のライス詰。

どちらも、ランチではなかったメニューだと思われる。

まずは、フォアグラのパテ。

真ん中にパテ。
横一文字グリーンアスパラが置かれ、上に野菜。
小さなピクルスと、トマトのピュアレ。
そして、パテの上にのっているものは、なんであろうか。
なにかの干したもののようである。

食べてみる。
干し杏(あんず)、である。
さらに上に粉のようなものが、まぶされているが、
これは、アンパンなどによくついている、けしの実、
で、あろうか。

さて、本体のフォアグラのパテ。

ん?
アンキモのような、、、。

よく、アンキモが、フォアグラのような、と、
比喩されるが、なにか、逆である。

そう。
普通、フォアグラというと、ソテー。
焼くことが多いのではなかろうか。

そして、アンキモは、蒸して作るが、
このフォアグラも蒸したものなのか、、。

トマトのピュアレや、干し杏との相性もよい。

うまい、うまい。

メイン。
鶉、で、ある。

先日の、グローブ・デュモンドでは、ほろほろ鳥を食べたが、
またまた、鶏以外の、鳥、で、ある。

丸くなって、表面がこんがりとローストされた、鶉。
トマト系のソースがかかり、
付け合せの野菜は、お得意のキャベツを下に、
しめじ、ポテト、かぶ、にんじん、かぼちゃ、など。

さて、切ってみる。

おお、なるほど、ライスが詰まっている。
薄味の付いたピラフである。

鶉というのは、小さな鳥で、肉はさほどにはないのだろう。
その分、丸々としているのは、お腹にこれが入っているのである。
手間が掛かっているように見えるからか、なにか、やはり、
贅沢な感じの料理である。

そういえば、先日のほろほろ鳥も、詰め物、モノであった。

こうした詰め物の料理はフレンチではお得意なのだろう。

それにしても、付け合せも含めて、かなりのボリュームである。
さすが、ブラッスリー・グーである。

デザートは、キャラメルクリーム(であったか、、。)。

まあ、日本的にいえば、プリンである。

エスプレッソで仕上げ。

いやー、食った食った。
うまかった、うまかった。


ブラッスリーグー
TEL 03-3268-7157
〒162-0805 東京都新宿区矢来町82





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