断腸亭料理日記2006

断腸亭作・スープカレー

8月30日(水)昼

ついにだめであった。
風邪で休んでしまった。

夏風邪はいけない。
筆者の場合、今回は37℃程度しか熱が上がらないため
休まず、その辺にある薬を飲んでいたのであるが、
かなりつらくなり、休み。

昼飯、で、ある。
微熱があるので、あまり食欲はない。
しかし、何か食べなければいけない、、。

そうである。カレーなら食べられそうである。
どうせなら、一昨日食べた、スープカレーなるものを
作ってみよう。

まず、飯を炊く。
カレーの時には、タイの香り米。

「カレーの店うどん」ではスパイスと油は少なめ、
ということであった。となると、だし、が問題になろう。
冷凍庫に鶏の骨付きももが、あった。
これを煮よう。
後は、普通に、玉ねぎ、にんにく、しょうが、トマトでよかろう。

量はいつもの半分程度で。
玉ねぎは1/2個。にんにく、しょうがは小匙2程度、みじん切り。
ちょっと、いつもよりはいい加減。煮込むのが意図でもあるし、
大儀、で、ある。

鶏のももは、解凍し、フライパンで表裏を焼く。

玉ねぎ、にんにく、しょうがを炒めるが、
いつもは、狐色までだが、これも適当。煮込みに焦点をあてるので
そこそこで、終了。

ここに、水を少量入れ、カレー粉、レッドペッパー、ターメリック。
このあたりでよかろう。よく合わせる。

鶏もも肉は、表裏、焦げ目を入れる。

鍋に鶏ももを入れ、カレー粉と合わせた玉ねぎ、トマト
(今日は、水煮ではなく、ピューレがあったのでこれ)、
水をひたひたに入れる。
ローレル二枚、フェネグリークリーフ、これは大匙1ほど。
塩。

一本だが、鶏ももが大きく、ひたひたにすると、随分多くなってしまった。
マギーブイヨンを2個。
カレー粉、ターメリック、レッドペッパーも追加。

味見。
まあまあかな。

ふたをして、弱火で一時間程度、煮込む。
(時折、鶏もも肉を、ひっくり返す。)

よいかな?味見。よさそう。
冷蔵庫に、しし唐、があったので、油で軽く炒めて、
入れてみる。

香り米も炊けた。よい香りである。


盛り付け、食べる。

なにか、足を一本入れると、よい感じである。
贅沢というのか、ドデン!、と、いう感じでよい。
「カレーの店うどん」のマスターの言葉通り、スープを飲んで
めしを食う、をやってみる。
まあ、意図は、スープをよく味わえる、そういうことかもしれない。
味は、なかなかよい。

マギーブイヨンを入れて、うまい、といっているのも
断腸亭として、いかがなものかと思うが、自宅で作るカレーの場合
いたしかたないところもあろう。スープカレーの場合は
ことに、だし、が、ポイント。鶏のももを入れているので
そこそこ、だし、も、出ているはずだとは思うが、、。
なんとなく、インドカレーを作る習慣で
入れてしまっている、ということもある。

まあよい。
今日は、風邪引き断腸亭のスープカレー、ひとまず、うまかった。


(これから秋風も吹いてきます。皆様も、風邪にはご注意を。)




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