断腸亭料理日記2005

フライパン

11月7日(月)夜

さて、昨日に引き続き、フライパンである。

なにか、違っている、、、ような気もするが、、。
なかなかに、上手くいかない。

鉄製フライパンのこと、で、ある。

先週、であったか、鶏を焼いてみた。
魚はともかく、鶏肉は比較的簡単であろう。

モモ肉1枚を塩胡椒のみで、焼く。

フライパンに油を敷き、肉を載せてから、拙亭のガスレンジの中で
大中小あるうちの、一番小さい火のさらに、弱火に点火し、焼き始める。
つまり、可能な限りの、弱火、で、ある。

この日は時間があったので、とにかくじっくり焼いてみた。
教えの通り、七分まで皮目を焼く。

鶏もも肉1枚そのままであるため、厚みもある。
どのくらい時間がかかったのであろうか、
15分以上は焼いていたと思う。
表側から見て、2割程度色が変わった、くらい、と、いうことである。

引っくり返す。
なかなか、よい感じに焼けている。
当然であるが、焦げてはいけない。
また、むろんのこと、表面はパリパリ。

引っくり返して、1割。
2〜3分。

中まで火が通っているかどうか、心配なので、
念のため、ふたをして、1分。
火から外して、そのままふたをして、放置。
余熱で5分ほど置く。

これは、上出来。
パリっと仕上がり、焦げももちろんなく、中心まで火も通り、
うまかった。

しかし、こんなに、時間がかかってしまう、のは
なにか、違う、ような、気もする、、。

さて、今日は、カレー風味、で、同じく
鶏ローストに挑戦。

ちょっと、欲を出して、タンドリーチキン風、ヨーグルトも
入れてみよう。

まずは、同じく鶏もも肉に、塩をし、
カレー粉をまぶす。(S&B赤缶)
そこに、軽く、ヨーグルトをつけ、置いておく。

前回同様、フライパンに油を敷き、
ヨーグルトのついたままの鶏肉を置き、点火。
同様に、ごく弱火、で、ある。

ありゃ。
いきなり、難度の高いものにしてしまったか、、。
くっついた、、。
火から、離し、しばらく置くと、剥がれる。

もう一度、火にかけると、、、、、
やはり、ダメ、、。
こうした、衣、のようなものが付いたものは、
仕方がないのかも、知れない。
油を足し、しばらく、弱火で、ロースト継続。

しかし、今日は、妻もおり、待っている、という状態では、
長々、“じっくり”、と、いうわけにはいかない。

ローストは適当に、終え、ズルをし、レンジをかけ、火だけは通す。

カレー風味、というのはよいが、
皮も少し、切れ、こんがり感、からは程遠い。

うーむ。修行の道は、厳しいので、ある。


(今回の、タンドリーチキン風。やはり時間はかかるが、
オーブンの方が適しているのであろう。)


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