断腸亭料理日記2005
4月9日(土)
金曜、「一心」の帰り、煮込みに使うモツを買おうと、
近所のチェーンの業務用スーパー「肉のハナマサ」に寄る。
いろいろ見る。この前は、白モツを使った。
もともとは、牛すじの煮込み(どてやき)を作った時の
つゆがベースであった。(つぎ足し、つぎ足し、というのか、再利用している。)
いろいろ見ると、牛すじが、最も高い、
安いところで、豚ガツ。胃、である。(冷凍)
少し調べると、血抜き、をするらしい。
大きな塊で三つほど。
解凍を兼ね、水に晒しておく。
金曜は、ここまでで、寝る。
翌朝。
第一食は、例によって、千束・ねぎどん。
今日は、もりそばに、おろし、毎度お馴染み、桜えびかき揚。
帰宅し、晒してあった、ガツを一口大に切る。
・・・?
今一つ、血が抜けていない。
水に触れている部分から、抜けているので、
大きな塊の、中心部分は、まだまだであった。
切って、もう一度、水に晒す。
面倒なので、一時間ほどで、終え、
下茹でする。
血が抜けきっていないので、多少まだ、臭みがある。
水洗い。
煮込みのつゆを、圧力鍋に入れ、赤ワイン、味噌(信州味噌)、
日本酒、砂糖、にんにく、しょうが、ローリエ、水を足す。
煮立て、ガツを、2/3ほど入れ、調理開始。
圧力調理20分。一時間、放置。
やはり、煮込んでも、臭みは残ったが、
まあまあ、である。
さて、残りは、炒め物にしよう。
さらに小さく切り、もう一度、水に晒しておく。
昼寝。
ピーマンと炒めることにする。夕方、ピーマンを買う。
水に晒してあった、ガツは、もう一度、茹でる。
味付けは、ちょっと辛味を利かせた甘味噌にしよう。
甜面醤が切れていたので、八丁味噌を水で緩め、
砂糖、紹興酒も入れ、用意しておく。
中華鍋を熱し、油を馴染ませる。
豆板醤、にんにくを、炒める。
ピーマンを入れ、塩胡椒。
ガツを入れ、水、スープの素、先の味噌を入れ、
絡める。
味見。
OK。
完成。
写真は、今一つであるが、なかなか、いける。
臭みはなくなった。
やはり、モツの味付けは、濃い目が、よい。
ガツで2品。
ガツの血抜きは、切ってから。学習である。
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