断腸亭料理日記2004

エビのチリソース煮

12月19日(日)第二食
なぜであろうか、中華が食べたくなっていた。

路麺その他、日本そば、ばかり食べていたからか、、。

それも、エビチリである。
エビチリが食べたい。

どんよりと曇った日。

昨日から、またまた、風邪気味。
早めに、薬を服用んで、落着いている。
ゲーム(ドラクエ8)をしたり、スカパー時代劇専門チャンネルで
(萬屋)錦之助版鬼平を見たり

冷凍庫に小エビはあったが、
エビチリにするには、小さ過ぎる。

エビのチリソース煮。
中華料理の定番。
麻婆豆腐、青椒牛肉絲、などと同様に、非常にポピュラー。
ポピュラー過ぎて、
子供でも喜ばないメニューになってしまった感がある。

そんなこともあってか、作ったことはなかった。

レシピを調べると、
エビを油通しし、ケチャップで炒める。
他の材料は、ねぎ、にんにく、しょうが。
特別なものはない。

ハナマサまで、エビを買いに出る。

冷凍のブラックタイガー。
10匹で¥750。

帰宅。

作り始める。

エビは、水に晒し、解凍。
中華鍋に油を張っておく。

解凍したエビは、殻を剥き、尻尾の先端を、切ってから、
背側から包丁を入れ、背ワタをとる、、のだが、、
背ワタが、見つからぬものもある。黒くなく、見つからぬだけか、、。
いずれにしても、きれいに洗う。

よく水気を切り、
酒、紹興酒、胡椒で、下味を付ける。

ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りして用意。
ねぎは、小さくなるので、多めに。
にんにく、しょうがは小匙一杯ほど。

スープを100ccほど用意。
これは、今日は市販の中華スープの素(缶の練りタイプ)を利用。

豆板醤、ケチャップを用意。

油を熱する。

下味を付けたエビに片栗粉をまぶし、投入。
高温でなくてもいいようである。
色が変わったら、すぐに、上げる。10匹あるので、3回ほどに分ける。
ついでに、小エビも入れてみる。

別の中華鍋を用意。(拙亭には、中華鍋が二つある。)
煙が出るまで熱し、油を回し、余った油は、戻す。
この油、先ほど、エビを揚げた油が中華鍋に入って、隣にあり、
これをお玉で取って入れる。
この動作、なにか、プロっぽい感じである・・・。

ついでだが、油通しに、プロは、ザーレンという、
大きな穴の開いたお玉のようなものを使う。便利そうであるが、
使用頻度は、かなり低そうである、、。
(まあ、拙亭には、パエリア鍋もあるので、
これよりは、使用頻度は高いか・・。)

ここからは、一気。

ねぎ、にんにく、しょうが、を投入し、手早く炒め、
続いて、豆板醤(小匙2ほど)、焦げ付かぬように、手早く。
続いて、エビ。
よくからめる。

ここに、スープ、紹興酒、日本酒共に少々、
しょうゆ・大匙2ほど、砂糖小匙2ほど、ケチャップ・大さじ2。

味見。

ポイントである。これですべて決まる。
定番料理ほど、味付けは、難しい。

問題は砂糖の量。甘味である。
気持ち、甘味が強い方がよいか、、。
小匙1ほど、足す。

水溶き片栗粉で、トロミ付け。

終了。

ビールを開けて、食べる。

なかなか、よいのではなかろうか。
ちょっと、ねぎが少なかった。存在感がない。
イメージとしては、もう少しあってもよい。
麻婆豆腐では、最後に入れる。

最後、スープを入れる直前でもよかった。

味は、まあまあ。
ブラックタイガーが、けっこう大きかったので、
ちょっと、贅沢な感じである。
今日は成功。




小さく丸く見えるのは、小エビ。


ホーム | 2004日記リスト1 | 2004日記リスト2 | 2004日記リスト3 | 2004日記リスト4 |

2004日記リスト5 | 2004 日記リスト6 | 2004 日記リスト7 | 2004 日記リスト8 |2004 日記リスト9 |

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2004