断腸亭料理日記2004
11月6日(土)第一食・第二食
今日は、比較的早起き。
AM、車で、八重洲地下街の古本屋へ行く。
第一食は、最近できた、香港麺の立ち喰い
「潘街粥麺専家」。
ここは、安い。ノーマルな香港麺で¥280。
安いと、書いてしまったが、今、改めて考えると
いわゆる、立ち喰いそばの価格と比べれば、特段、安くもない。
ラーメンの価格からすると、安い、ということ。
この価格で、立ち喰い、という業態を考えれば
十分、うまい、といえよう。
海老ワンタン麺に、煮卵を入れてもらった。
煮卵は半熟、麺もシコシコ。
ワンタンは、具があまり入っておらず、
今ひとつであった、全体としては、そこそこ満足。
松屋銀座で、冬物のスーツを買う。
今、寸法直しは、1時間ほどで、できてしまう。
これは、助かる。
1週間後などに、再訪しなくてはならないのは
随分、手間でもあり、また、
買ったらすぐに着たくなる、そんな気分にも、うれしい。
寸法直しがすむまで、松屋の屋上で読書。
山本益博氏の「至福のすし「すきやばし次郎」の職人芸術」。
筆者は、「次郎」へは行ったことはない。かなり、頭が寿司モード。
昼から、寿司はなかなか、ない。
「次郎」を読んで、持ち帰り寿司では、かなりの興醒め。
この頭をなんとか、なだめたい。
魚で、そこそこ、本物の味、、、。
「蔵前いせや」で、天丼。
これで行こう。
店に入ると、ハゼ丼、の張り紙。
¥1600。
この時期のハゼも、脂がのってうまい、というのを
聞いたことがある。
「仕掛人・梅安」に丸々と太った落ちハゼを
小鍋立てで、喰う、というようなシーンがあったような
気がする。
せっかくであるから、これにしてみる。
丼、ではなく、お重で出てきた。
ハゼは、5匹ほど、頭を落として、開き、揚げてある。
身の部分だけでも5cmほど。
落ちハゼといえば、もっと大きいものも、あるような気がする。
味は、びっくりするほどではない、そこそこ。
まあ、縁起物か。
(小鍋立て、など、そのまま食う方がうまいのか、、。)
帰宅。
ちと変則であるが、今日は、外食二題。
また明日。
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