断腸亭料理日記2004

ビシソワーズ

7月12日(月)夜
暑い日が続くが、夜になると、思いがけず、湿度が低いような気がする。
風が通れば、冷房を入れなくても過ごせる。

夕方から、ビシソワーズを作ろうと思っていた。
以前に作ったことはあったが、日記には書いていなかったようである。
いくつかのレシピサイトを参考にしてみる。

これだけでは、食事にならない。
鶏を食べたい。そこそこ、よいものを買う。

焼こう。

これに、たまねぎ、じゃがいも牛乳を買って帰宅。

作る。

じゃがいも2個、たまねぎ1個をスライス。
長ねぎは木口切り。

たまねぎをバターでいためる。
時間差で、長ねぎ。

柔らかくなったところで、じゃがいもを投入。
軽く炒め、水をカップ1杯ほど。

ブイオン(マギー)2個。

20分煮込む。

途中、煮詰まってきたので、水を少し足す。

だんだんに、じゃがいもが柔らかくなる。
たまねぎ、長ねぎは、とろとろに。
この後、ミキサーにかけるため、じゃがいもが、簡単にヘラで
潰せるまで。

OK。

ミキサー。意外と、最近はどの家庭にもある、というものでは
なくなったような気がする。
筆者の子供の頃には、なにかというと、果物でジュースを
作っていた。

拙亭にあるものは、かなり安く買った単機能のミキサー。
当初は、とんかつ用に、食パンから生パン粉を作るために購入した。

鍋から直に、ミキサーへ。
ふたを押さえ、一気に回す。
2、3回。

そこから、下に鍋を置き、裏ごし器へ一気にあける。
裏ごし用のヘラで、漉していく。
(この裏ごし用のヘラ、意外に馬鹿にできない。
きんとん用の、サツマイモの裏ごしなど、たいへんな作業であるが
裏ごし専用のヘラは力の入り具合が違い、効率が、いい。)

繊維質は、たまねぎ、長ねぎだけである。
今日は、さほど時間はかからない。

軽く温めながら、牛乳を入れ、味見。
塩胡椒。冷すため、若干濃い目に。
洗面台に水を貼り、鍋ごと入れ、保冷材や、アイスノンなど入れ、冷す。

この間に、鶏を焼く。

もも肉である。2枚に切って、塩胡椒。
胡椒は、ミルで挽きながらまぶす。(少し多めに。)

ガスの、グリル、弱火でじっくり焼く。

先日の手羽先もだが、なかなか、うまく焼ける。

さて、トータルで、1時間ほどで終了。
ビシソワーズなどというと、たいへんそうであるが
たいしたこともない。

食べる。

ビシソワーズ。
先日の、京橋ドンピエール
ではないが、

断腸亭が、夜から作った、ビシソワーズ、、。

やはり暑い日には、口当たりもよく、うまい。
今日は、シンプルであるが、チーズ(パルメザン)や、
にんにくをちょっと利かせても、うまいであろう。

鶏も、ちょっと、皮に焦げ目もついて、なかなか、うまく焼けた。

それから、安かったので、買ったブリーチーズ。
(味は、カマンベールに近い。)

珍しく、洋風な夜である。


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