断腸亭料理日記2004
6月14日(月)夕食
さて、今日はけっこう暑かった。
8時過ぎにオフィスを出る。
今日はなにを食べようか、夕方からずっと考えていた。
なかなか、思いつかなかった。
豆腐が思い浮かんでいた。
筆者、冷奴は今一つ。
中華にして、ピータン豆腐など、どうであろうか。
ピータンをのせた、中華風冷奴である。
しかし、これだけでは、なんである。
鶏肉が食べたい。暑くなると、
鶏肉が食べたくなるのはなぜであろうか。
焼鳥でもいいのだが、
中華でいくと、鶏から揚げ・中華風でいこう。
先日、珍しく、うまいと思った豆腐があったスーパーで今日は、絹ごし。
鶏もも肉。
ピータンは更に近くにある、もう少し大きいスーパーへ。
残念ながら、ピータンは切れていたが、隣に
うずらの卵のピータンなるものがあった。
こんなものは、初めて見た。
致しかたなく、これを購入。
帰宅。
豆腐の水切り。まな板に置く。
鶏もも肉を1枚を、半分に切る。
下ごしらえ。
火が通りやすく、漬け汁が染みやすいように
あらかじめ、浅く、両面に包丁を入れておく。
ボールに、鶏肉を入れ、しょうゆ、紹興酒、五香粉(ウーシャンファン。
中華の合わせスパイスである。)を少々振り掛ける。
これを掛けるだけで、なんとはなしに、中華風になる。
肉に、よく揉み込む。
揚げ油(サラダオイル)を用意。
片栗粉をまぶす。これも、肉全体にまんべんなくまとわせる。
揚げる。比較的低温でじっくり。
まな板上で水を切っておいた、豆腐。
ペーパータオルでさらに、水分を取る。
薬味の用意。本当は、香菜(チャンツァイ・コリアンダー)なのであろうが、
筆者、今ひとつこれが苦手である。ねぎにしようかと思っていた。
しかし、冷蔵庫を覗くと、セロリが残っていた。わるくなる前に食べなくては。
これにしよう。細かく切る。
掛け汁の用意。
酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、紹興酒に、してみる。
豆腐と鶏から兼用である。
豆腐は一口大程度に切る。
うずらの卵のピータン。むいてみると、なるほど、
小さくなったピータンである。
半分に切って豆腐の上にのせ、セロリをまわりにのせ、
掛け汁を回し掛ける。最後につぶした花椒を振り掛ける。
鶏からも、掛け汁をかけ、セロリを散らす。
完成。
ビールで食べる。
なにか、うずらの卵のピータン。小さい分、味も薄いような気もする。
豆腐はうまい。
鶏からも、五香粉の香りが効いてなかなかにうまい。
セロリも、甘酢に合って、よい。
鶏からは、1枚分一人で全部食べてしまった。
この二品、夏向きにはよいメニューである。
断腸亭料理日記トップ | 2004日記リスト1 | 2004日記リスト2 | 2004日記リスト3 | BACK | NEXT |
(C)DANCHOUTEI 2004