断腸亭料理日記2004

合羽橋・太助寿司

2月27日(日)夜
ちょっと、間があいてしまったが、合羽橋・太助寿司である。

前回

電話をして、自転車で行く。今日も寒い。19:00。

お酒、お燗で。

つまみ。
「大トロのいいのが入ってるよ!」
三陸産らしい。

食べる順番としては、淡白なものから。

平目。

やはり、この時期の平目は、甘味があって、とてもうまい。

生け、のあおりいか。
たこ。
これは塩で。

さば。少し〆てある。淡路。
鯖らしく、このくらいがちょうどよい。
多少の生臭味、というのか、光物らしさがよい。

中トロ。大トロ。
中トロも、とろけるようである。
大トロは、柔らかい筋の入ったところ。

青柳、ぼたんえび。
青柳も、とても柔らかい。

筍があった。
若いもので、茹でて、薄く切られているだけである。
時期のものであるが、聞けば、まだ、中国産という。
どうして、どうして、なかなかうまい。

ホタテ黄金焼き。
ザク切りにした、ホタテの貝柱を、味噌と卵黄と油で和えて、
ホタテの貝殻にのせて、焼いたもの。
味噌は入るが、用は、マヨネーズ焼きである。

「洋食屋さんみたいですね」というと
「和食でも、あるんですよ。黄金焼き、って」
ヨシカミにありそうな、濃い味が、好みでよい。

さて、にぎり。

いわし、淡路。
すみいか。

うに。厚岸(北海道)。
いつものように、軍艦ではなく、海苔の巻かれない状態で
握られた酢飯の上に、うに、そして、天面に塩がのせられている。

先日の、えんがわ、の話しをすると、早速、握ってくれた。

語るまでもない。えんがわといえば、平目の、えんがわ、である。

これ以外を、えんがわ、と言って、販売するのは、
不当表示、とまではいわないが、
ニセモノを口に入れたときのショックを考えると
限りなく黒に近いグレーではなかろうか。

これが、本物の、甘味と食感である。

生鳥貝。波崎(茨城)。甘く、柔らかい。

穴子。
熊笹に挟んで焼いたもの。
相変わらずうまいが、今日のものは、かなり、でかかった。

海苔巻さび入り。

以上。

今日も、おいしかったです。


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