断腸亭料理日記2004
2月15日(火)昼食
矢来町「りゅうほう」と、いえば、
「東京ラーメン」である。
塩味。白湯というのか、白濁した、コクと旨味がたっぷりのスープ。
珍しい鶏肉の叉焼がのっているのだが、これがまたうまい。
生のレタスに、クコの実なども入っている。
はてな版の、断腸亭料理日記2004への検索キーワードに
「りゅうほう+チャーハン」と、いうのがあった。
先の「東京ラーメン」をはじめ、麺類のうまい店であることは
既に、人口に膾炙(かいしゃ)しており、衆目の認めるところ。
しかし、チャーハン、というのは、あまり、
言われていなかったのではないかと思う。
(しかし、どうでもいいのだが、
「りゅうほう+チャーハン」を検索した方は
なにが見たかったのであろうか。)
「東京ラーメン」をはじめ、「りゅうほうめん」、
ノーマルな「ラーメン」「塩ラーメン」「味噌ラーメン」などなど、
麺類を頼んでいる人が、6〜7割り以上であると思われる。
しかし、店は、もちろん、ラーメン専門店ではなく、中華料理店であるため、
中華丼など、ご飯ものもあり、
もちろん、チャーハンを頼んでいる人もいる。
と、いうことで、今日は、チャーハンにしてみよう。
スープのついた普通のチャーハン。
チャーハンの具も、卵とねぎと、叉焼で、いたって、普通。
しかし、このスープは、「東京ラーメン」などに使われている、
例の白濁した、腹に染み渡るスープである。
チャーハンも、なかなかうまい。
ここ、「りゅうほう」は、「東京ラーメン」の鶏肉の叉焼のうまさを、
みても、中華の技は、端倪(たんげい)すべからざるものがあると、
思われるのである。
叉焼も大きめに切られ、ふんだんに入り、これがまた、うまい。
なんせ、筆者に一番よいのは、味が濃いこと。
東京の中華は、これでなくては、いけない。
叉焼の味もしっかりしている。
また、脂ベトベト、というのでも、もちろん、ない。
なんでもない、チャーハンであるが、さすがである。
チャーハンもうまい、「矢来町・りゅうほう」、である。
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