断腸亭料理日記2004

赤坂・インド料理・モティ

2月24日(木)昼
今日は、赤坂プリンスホテルで、とある、フォーラム。

前に、インド料理・ザ・タージ
行ったが、今日は、同じく、モティー、と、決めていた。

ここ、なにか、懐かしい店である。

開店は、1975年という。30年も経つ。

就職した当初、であったろうか。もう、15年以上前。
バブルのころである。
特別な食事、などのときに、行っていた。

赤プリは、千代田区紀尾井町。

紀尾井町とは、紀伊徳川家、尾張徳川家、井伊家、の屋敷があり
この三家の頭を取って、紀・尾・井町であるのは、有名な話。

ちなみに、赤プリは、紀州家屋敷跡である。
その後、明治になりここは、北白川宮家、

そして、現在の赤プリ旧舘(瀟洒な洋館である。)は、
朝鮮最後の王朝、李王家、の邸宅であったという。

弁慶橋を渡り、テクテク歩いて田町通り。
赤坂は港区。赤坂田町は、江戸からある町名である。

地図

(江戸からの町屋である。路地の感じは、
今もほとんど変わっていないのがわかる。)

ビルの二階。

12時5分前。かろうじて座れる。
その後、すぐ、列ができる。

4人掛けに、相席。

ランチは、どれでも¥950。
カレーはマトン、チキン、えび、野菜。
ライスも白いご飯か、黄色いご飯(ターメリックライス?)、
または、ナンから選べる。
また、飲み物も付く。

マトンと、ナンに、する。

インドカレーのレシピも色々あるが、ヨーグルトを入れるものがある。

筆者がインドカレーを作る場合には
元々は入れていたのであるが、脂肪分が固まったり、
分離をしたり、で、なかなか難しいので、今は入れていない。

ここ、モティのものには、ヨーグルトが入っている。
それもあるのか、なかなか、マイルド。

マイルドであるためか、日本人に合わせている、という、
評もあるようである。

しかし、旨みも充分で、スパイスのバランスもよく、うまい。

スパイシーなものを求めているのであれば、この店ではなかろう。

デリーなどであろうか。)

ナンと合わせて、ボリュームもあり、満足感は高い。

筆者には、安心できるインドカレー店。
筆者にとっては、赤坂のランチは、カレーで決まりである。


ぐるなび




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