断腸亭料理日記2024
4532号
3月22日(金)夜
さて、焼肉、で、ある。
昨年の暮れ、ちょいと聞いて行ってみた、
春日の[新香園]。
なかなかよかった。
安いのではなかろうか。
もちろん、うまい。
焼肉やというのは、なにも春日まで行かなくとも、
拙亭近所、浅草にもたくさん有名店、老舗はある。
また、御徒町は、昭和通りのコリア横丁もあれば、
池之端にもたくさんの焼肉、韓国系飲食店がある。
私もいろんなところに行っている。
なん軒か、複数回行っているところもある。
焼肉やの値段というのは、どう決まっているの
であろうか。
高品質の高価な肉を置いているところもある。
もちろん、それは安くない。
そういうよいものが高いのは、まあ、うなづける
のであるが、ノーマルなロースとか、ハラミあたり
であろうか、そのあたりが、ちょいと高めの
設定になっていることがあるのではなかろうか。
店の格、なのか、有名店、老舗で流行っていて、
強気で高めの値段設定でも、まあ、客はくる
ということなのか。勘定をすると意外に高くなる
ところは多いと思うのである。
そんなことを考えると、ここはうまい割に、
リーズナブルといってよいのではなかろうか。
そういうこともあるのか、若いカップルや、
小さな子供連れも多い。
予約をして、5時半。
大江戸線、新御徒町で乗って、上野御徒町、本郷三丁目、
春日で、三つ目。さほど遠くはない。
いや、むしろ近いのだが、こちらからは坂を登って
また降りるのがハードルになっている。
店到着。エレベーターで二階に上がり、名乗ると、
三階の板の間の席。
この時刻だが、ほぼ満席。
やはり流行っている。
炭がカンカンに熾っている。
なぜか、テーブルはいくつもあるのに、
まったく同じテーブル。
不思議。時刻と客の入りと人数で決まるのだろうが、
それが同じだったのかもしれぬ。
ここはタブレット端末で注文する。これ、便利。
ただ、気軽に頼めるので、頼みすぎてしまうのが
前回の反省。
ご飯ものなど、ここ量も多いよう。
瓶ビールをもらって、ポテサラと春雨サラダの
お通しもくる。
最初は、決まり。
特上タン塩2枚(1,480円)。
上タン塩でよかったのだが、切れていた。
ここは通し営業だからか、この日は他にも切れていた
ものがいくつかあった。
キムチとサンチュももらっておく。
タンを焼く。
切れ込みが入っており、なかなかの厚み。
レモンを絞って、食べる。
むろん、これがまずいわけがない。
そして、次は、上ミノ(1150円)。
塩もあるが、みそ。
ミノは牛の第一胃。
格子状の包丁目が入っており、プリプリ。
次はロース(1100円)。
ロースにはこの上に、上(上撰和牛)、リブロースとあり
一番安いもの。
脂が少なく、かえってこの方がよい。
網を換えた方がよかったか、黒くなってしまった。
だが、意外にスモーク香が付くのも、うまい。
まあ、このあたりが限界だったのだろう。
このあたりで、焼肉は終了。
スープとご飯をもらう。
ユッケジャンスープ。
ちゃんと辛くて、具沢山。
うまかった。
腹一杯。
立ち上がり、下へ降りて、勘定。
二人で、ビール二本込みで、9,796円。
これが安かったのか。
高くはないか。
焼肉の値段というのは、やはりわかりずらかろう。
ともあれ。
ご馳走様でした。
03-3812-8339
文京区小石川1-11-13 新香園ビル 2F・3F
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