断腸亭料理日記2024
4700号
12月16日(月)夜
今日はよい天気。
そして、いよいよ、寒い。
最高気温、12.7℃(12時25分)。
かなり寒いような気がするが、平年が11.9℃で、
もっと低いよう。
温かいそば、だ。
[尾張屋]の大きな海老天の、上天ぷらそば。
あれを食べよう。
呑まない、という選択肢もあるが、どうするか。
ともあれ、自転車で出る。
最近、ネットで、スタジャンを買った。
いい年をして、とも思われるが、
ちょっと珍しい、フードのあるタイプ。
届いたら、BEAMSのものであった。
どんなものか。
パーカーもそうなのだが、フード付のものは
首元が温かいので好んで着ている。
やっぱり寒がりなのである。
ちょっと久しぶりであろうか。
前回は、10月、例の土瓶蒸しの回であった。
雷門通り。
15時頃到着。
満席ではないが、八割は埋まっている。
東洋系外国人も含めて、観光客も多そう。
荷風先生の写真の真正面の席。
さて、上天ぷらそばは、決まりなのだが、
やっぱり一杯やろう。
肴はなんにしようか。
ここは、前回の土瓶蒸しも然りだが、季節ごとに
特徴のあるものを出す。
これは、どうか。
小柱おろし和え。
小柱が冬と決まったものではないと思うが。
お酒ぬる燗と、おろし和え。
大関でいいですか?、とお姐さん。
はい。
一合のガラス瓶。
浅草というのは、ビールは吾妻橋に本社があり、
アサヒの地元ということで、スーパードライを
置いているところが基本だが、日本酒の場合、
大関が多少多い方ではなかろうか。ビール程
ではないが。
酒がきて、そば味噌。
そば味噌をなめて、一杯。
そして、おろし和えも、きた。
小柱は、ばか貝・青柳の貝柱。
東京のそばやでは、ままあるものであろう。
柱わさび、なんという名前で、つまみとして
出しているところもあった。
今は、大粒のもので、北海道産だと思うが
江戸前でたくさん獲れたものであった。
これは、味はまったく付いていないか、しょうゆを
掛けまわし、つまむ。
わさびが上にのっているが、どうつけていいのか、
多少迷う。
まあ、好きに食べればよいのだが。
呑みながら、つまむ。
ある程度片付けて、目当ての上天そばを頼む。
きた。
特大、海老天。
これが、ここの看板。
そばやだが、この天重もこの店の看板。
品書きに書いてあるが、車海老とのこと。
車海老というのは、種として実際にはかなりの
大きさのバリエーションがあるようである。
東京の鮨やや、天ぷらやで使う
例のさいまき海老は、かなり小型のものである。
これ、どうやって食べるのか。
やはり、伸びるので。海老天は置いておいて、
そばから、であろう。
そばをある程度片付けて、つゆで柔らかくなった
海老天を食う。
寒いので、熱いつゆが、腹に染みる。
うまい、うまい。
ご馳走様でした。
台東区浅草1-7-1
03-3845-4500
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