断腸亭料理日記2023
4411号
9月11日(月)〜
さて、今日から、断腸亭料理日記再開。
毎日が休みなので、夏休み、というのも
妙なのだが、この日記の休み?、、
まあよいか。
昨年、やはり9月に沖縄、慶良間諸島
渡嘉敷島へダイビングに行った。
が、運悪く、台風に出くわして一日潜っただけで
とんぼ返りになってしまった。
沖縄県でも慶良間諸島というのは、30年以上前に
ダイビングを始めた頃から名の知れたポイントで
あった。是非とも一度は潜ってみたいと。
泊まったホテルはケラマテラスというのだが、
これもよかった。
不完全燃焼に終わったので、今年リベンジ。
同じところで、台風など天候も考えて、ちょっと
長くいたらどうかと、考えた。
例えば、二週間とか。
内儀(かみ)さんがアレンジをしたのだが、
慶良間渡嘉敷島は半分しか取れず、残りは、
八重山竹富島で、あの[星のや]にすることに
なった。
出発は、9月11日。
羽田から那覇行きのJAL。
どうせならと、内儀さんはファーストクラスを
取っていた。私も内儀さんも初めて。
羽田発11時55分。
今年は、7月は沖縄は迷走台風に遭遇していたが
この期間中は台風の気配もなく天気はよさそう。
那覇までは2時間半ほど。
飛行機はエアバスA350-900。
シートももちろん広く、快適。
モニターもあり、映画を一本見ることができた。
食事も付く。
ハンバーグに付け合わせ、サラダ、パン、
スイーツも。
味もそれぞれ十二分にうまかった。
飲まなかったが、スパークリングワインを始め
アルコール類もある。
那覇空港着は14時40分。
空港を出て、タクシーで那覇の泊港。
泊港から渡嘉敷島行きの高速船に乗り小一時間。
那覇の西にあるのが慶良間諸島。
慶良間諸島は渡嘉敷、座間味などいくつかの
無人島を含めいくつかの小さな島々からできている。
渡嘉敷の小さな港にはホテルの方が迎えに
来てくれており、車で10分、15分ほど。
島南部の阿波連という小さな集落のリゾート
ホテル、ケラマテラスに夕方着。
ここには、17日発の6泊でダイビング、その後、
本島から遥か南、八重山諸島竹富島に移動。
竹富の[星のや]では4泊とダイビングの予定。
潜るのは明日から。
と、いうことで、一日目のディナー。
ここはイタリアンのシェフ。
前菜は、生ハム。
若干、ピンがあまくわかりずらいかもしれぬが、
この生ハム、よいものなのではなかろうか。
色が鮮やかで濃い。
味もよし。
ちなみに、ここでもやっぱりビール。
もちろん、沖縄なのでオリオンの生。
パン。
これはずっと同じだが二種。
フランスパンと、オリーブの入った
ちょっとソフトなもの。
次はスープ。
島にんじんのクリームスープとのこと。
沖縄では島○○というのがよく出てくる。
いわく島豆腐、島らっきょ、、。
なんでも島をつけて希少価値を付けているのかと
思いきや、左に非ず。これは歴とした沖縄の在来
にんじんとのこと。黄色味が強く細長い、日本では
ほとんど作られなくなった東洋種という。
あまみが強い。
そして、パスタ。
パスタは、カルボナーラ。
卵というよりは生クリーム寄りか。
このショートパスタは切り口がS字になった
カサレッチェというものか。イタリア南部の
ものという。
メインは肉か魚を選べる。
肉は豚。
アグー豚のロティ。
ロティというのは、オーブンを使って焼いたもの
とのこと。
であるが、低温調理のような火の入り具合のよう。
うまみの濃い赤身。
沖縄で豚というとアグー豚だが、脂身もうまいが
赤身もうまい。
内儀さんの魚。
タイクチャーのグリエとのこと。
こちらの魚だが、和名はイシフエダイというよう。
グリエはグリルのフランス語。
直火の網焼き。
ソースはバター系。
よく合っている。
白身の魚だが、ちょっと濃い色味。
つづく
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