断腸亭料理日記2023

蔵前中華蕎麦麺屋上々/牛ヒレカットステーキ

今日は、ラーメンと肉の二品。

4260号

1月16日(月)第一食

蔵前中華蕎麦[麺屋上々]

近所にできていたのに行っていなかった、
鴨ラーメンの蔵前[麺屋上々]。

鴨ラーメンの店。
旧臘、初めて行ってなかなかなものであることが
わかった。
この店とは別に、他の店の鴨ラーメンというのに、
今一つの疑問を持っていた。別段、まずいわけでは
ないが、例えば、定番の蕎麦と比べると、もう一つ
合わないのでは、と。
ここのものはそれをクリアしている。

定番の塩としょうゆとを食べたわけだが、
もう一つ、青唐(辛子)というのがベーシックそうな
メニューとしてある。
これを食べてみなければ、というのが課題で
あった。

2時半までなので、2時ちょい前に到着。

青唐。

見た目は塩とほぼ同じ。
黒いナルトがポイント。
メンマ、白髪ねぎ、その上にゆず、そして
低温調理の鴨肉三枚。


麺もしょうゆ、塩と同じか。
(低加水で堅めだが、伸びやすいので注意とのこと。)

おそらくスープに青唐辛子が入っている、
のであろう。

老眼で肉眼では見えないのだが、かなり細かく切った
青唐辛子が入っている。

軽くピリッとする程度だが、味を〆ている。

前回も書いたがいかにも鴨らしいスープというのは、
中華麺になのか、もう一つ合わないと思うのである。
なにが?、というのを、なかなか言葉にできないのだが、
この合わない部分を青唐辛子の辛み、香りで
〆て、消しているのではなかろうか。

なるほど、と、膝を打つよう。やはりそういうことか。
これ、うまいラーメンであろう。

まだここには、まぜそば、つけそば、というのもある。
またこねば。


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台東区蔵前3-17-3 SIビル1F


1月17日(火)第一食

牛ヒレカットステーキ

ハナマサで、牛ヒレカットステーキというのを
見つけた。
200gで600円。
肉自体はオーストラリア産グラスフェッドビーフ。

カットステーキ!?。
だがこれ、少し前に取り寄せで、成形肉?的な
牛ヒレにちょいと騙された思いをしたが、
それに近いものか?。
わからぬが、買ってみようか。

付け合わせには、ズッキーニを買った。
以前やった、にんにくとパセリみじん切りで
焼いた、トリフォラーティにしようかと。
https://www.dancyotei.com/2022/july/kajibata.html

これ。

二塊にまとめてあるが、やっぱり、これ、開けると
バラバラ。切り落としというべきであろう。
ヒレからはよくこういう部分が出るものなのかも
しれない。
この値段なので、こういうこと、か。

先にズッキーニから。
ズッキーニを洗って、5mm程度にスライス。
にんにく1片、みじん切り。
パセリもみじん切り。

フライパンにオリーブオイル、ズッキーニ、
にんにく、パセリみじん切り(半分)を入れ、
ズッキーニを焼く。
炒めるのではなく、あまり動かさないで焼く
のがよいのではなかろうか。
塩。
完成させて置いておく。

フライパンにオリーブオイル。
肉を投入。

大きさがバラバラなので火の通し方に気を付けねば
ならない。
細かいものはすぐに火が入ってしまう。

火が入ったものから、順にあげる。
おおかた火が通った。
塩胡椒。

ズッキーニは仕上げに再度パセリみじん切り。
皿へ。
皿の上で肉に黒胡椒をミルで挽いてかける。

ディジョンマスタードも添える。

肉自体の味はよい。
牛の種類自体はブラックアンガスで
うまみのあるもの。
ヒレ(?)なので、柔らかい。

ただやっぱり、切り落とし状なので、
赤い部分を残して焼くような調整はなかなか
むずかしい。
全般的に火が入りすぎてしまった。

これはこれで、満足すべきか。

 

 

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