断腸亭料理日記2023

牡蠣のマカロニグラタン

4272号

2月3日(金)夜

さて、今日は昨日の続き。

六区の[翁そば]でカレー南蛮を食べて、
浅草寺境内にまわってくると、あれ?!、
裏に機動隊のバスが数台。

本堂の回廊にはなにやら行列。なにかの行事かな。
三社様(浅草神社)側にまわってくると、
そこそこ、人が集まっている。
と、ここで、お巡りさんに、自転車を降りてください、と
かなり丁寧に言われる。

豆まき、なんですよ、とのこと。

あー、節分であった。
浅草寺の豆まきに出くわすのは初めて。
TVの取材クルーのようなものは見当たらない。
節分の風物詩映像だが、やっぱり、使われるのは
成田の新勝寺の方であろう。
誰かきているのかもしれぬが、待ってまで見る
ほどのものでもないか。

今晩は寒いのでマカロニグラタンにしようと
考えてきた。

OKストアで、鶏もも肉、マッシュルーム、
そして、今回はちょっと目玉の牡蠣。
牡蠣を入れたことはないが、合うだろうと。
生食用のパック入りのもの。
前回も、これを買っているが、どこでもこれが
一番安いのが、ちょっと不思議である。
それから、今回は、チーズはピザ用のものを
買った。いつもはパルミジャーノレッジャーノか、
粉チーズを使っているが、ピザ用は栗原はるみさんの
レシピから。どんなものか。牛乳500mlも忘れずに。

帰宅。
夕方あたりから作り始める。

冷凍庫に小海老が残っていたので、塩水で解凍しておく。

むろん、ベシャメルソースから。

いつも作りすぎてしまったが、最近やっと
適量がわかってきた。
小麦粉30g、バター30g。バターは有塩。プロは無塩を
使うので、レシピは無塩が多いがトウシロウは有塩を
使った方がよいと思う。いつも塩味が足らない
マカロニグラタンになってしまう。
これで4〜5人前くらいであろうか。

きちんと量って、フライパンへ。

バターを溶かし、弱火で炒め始める。

溶けてすぐはこんな感じ。

団子状。
極弱火。

ダマをつぶすようにしながら、炒める。

段々に粒がなくなってきて、
このくらいになれば、OKかな。

牛乳、300ml。
レンジで温める。沸騰させてはいけない。
フライパンと温度を合わせるのだが、
ある程度温かくなればOK。

少量ずつ、フライパンに加えて、よく混ぜる。

焦ってはいけない。
よく合わせて、足す。

ゆっくり、ゆっくり。

全部入れ終わった。ダマは大丈夫そう。
ブイオン1個を溶かしておく。

具材を炒める。まず、マッシュルーム。
スライスではなく、大きい方がうまいだろう。
半分。
バターとオリーブオイル。

火を通すよりは、焼き目を付けることを目指す。
きのこ類は、その方がうまいと思う。
塩胡椒。

次は、牡蠣。洗って、同様に

炒める。

次は、小海老。

これも同様。
前記の理由で、すべて、塩胡椒の味付けをしておく。

最後に玉ねぎと鶏。

鶏は具材の種類が多いのでちょっと小さめにしてみた。

ある程度炒めたら、ブランデーを入れてみる。
フランベ。

香りとうま味、というのか、あまくなる。
また、玉ねぎに火を通す、という意図もあったりする。
正解かどうかは、わからぬが。

マッシュルーム、牡蠣、海老、

ベシャメルソースと合体。

ブランデーの色味が残ったか、ちょっとブラウン。

ペンネもゆでて、合体。

OK。準備完了。

皿に盛り、上からピザ用チーズ。

オーブントースターで焦げ目を付ける。

出来上がり。

ビールを開けて、食べる。
やっぱり、牡蠣は、ベシャメルソースに合う。
うまいもんである。
が、チーズ。まあ、これはこれでよいのだが、
いつも通りのパルミジャーノレッジャーノと
パン粉、バターの方が、私は好きである。

こちら。

 

 

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