断腸亭料理日記2023
今日は上野[翁庵]つけとろそばと、カジバタの二本。
4390号
8月10日(木)第一食
相変らず、暑い日が続いている。
昼間、外へ出る時間も短くなっている。
どうしたことか、今日はとろろのそばが
喰いたくなった。
つけとろそば、で、ある。
どこのそばやにも必ずあるが、うまいもんである。
今日は、いつもお世話になっているご近所の元浅草[砂場]の
あいている時刻に間に合わなかった。
それで通しでやっている、
上野の[翁庵]へ。
[翁庵]では、つけ汁に小さなかき揚げの入った、
看板のねぎせいろばかり食べている。
とろろは食べたことがなかったのではなかろうか。
自転車でも日なたを走るのは、かなり暑い。
上からの日差しと、道路からの照り返し。
上野[翁庵]は上野警察前、浅草通りに面しているが
南側なので、店は北向き。
この浅草通りは、仏壇やがずっと軒を連ねているが
皆こちら側だけ。
仏壇が日に焼けないため、という。
[翁庵]はエアコンももちろん効いているが、
北向きなので、店に入るとかなり涼しい。
とろろそばの食券を買って、テーブルに掛ける。
ほどなく、きた。
せいろのそばは、もちろん、いつものここの
ちょっと緑がかったもの。
つゆと、とろろが別になっている。
ちょっと珍しいかもしれぬ。
とろろには、きざみ海苔と、真ん中に卵黄。
これは、大きさからうずらであろう。
この店らしからぬ、といっては失礼だが、
ちょっと、乙。
昔っぽい、と、いってよいか。
つゆをとろろの器に入れ、よくかき混ぜて、
そばを手繰る。
うまい、うまい。
ご馳走様でした。
台東区東上野3-39-8
03-3831-2660
8月11日(金)第一食
カジバタ
さて、なにを食べようか。
今日は、魚。
だが、暑いので、あまり手の込んだものは
作りたくない。
カジバタ。
カジキのバタヤキ、かな。
付け合わせは、なんにしよう。
なにか洋食っぽいもの。
ポテサラ、マカロニサラダ?、
そうだ、ナポリタン!。
ナポリタンにしよう。
具なしで、スパゲティーのケチャップ炒め。
なかなか、ねたにならぬので、こういうものを
自分で作らぬが、やっぱり食べたくなる。
吉池に出る。
カジキはいつもある。
解凍ものも生ののもの。
生のメカジキ。
宮城産。530円。
やっぱり、生の方がうまいだろう。
それから、スパゲティー。
付け合わせなので、細いものがよかろう。
スパゲティーニというようなもの?。
ん!、サラスパがあった。
これでよいか。
これ。
しょうゆに漬けるのだが、経験的に、どうも、解凍ものは
時間が掛かるが、生のものは、30分程度でよさそうである。
先にスパゲティーをゆでる。ゆで時間4分。
ゆだったら、湯を切って、バターで炒め、
ケチャップで味を付けておく。
カジキはしょうゆに漬ける。
30〜40分。
しょうゆを切って、小麦粉をまぶす。
フライパンを熱し、バター。
溶けたら、カジキを投入。
表裏こんがり焼けば、出来上がり。
皿に載せ、パセリをみじん切りし、まぶす。
ナポリタンも添える。
出来上がり。
ビールを開けて、食べる。
ナポリタンというのか、スパゲティーの
ケチャップ炒め、やっぱりうまいもんである。
やっぱりたまには食べたい。
カジバタはいつも通り。
生だと、食感が違う。プリプリ。
が、今日、ちょっと気が付いた。
仕上がりの表面、で、ある。
どうしてもパリッとはあがらない。
まぶした小麦粉がはがれてくる。
これ、バターに水分があるからではないか、と。
先に、フライパンにバターを入れて、しばらく
水分を飛ばさねばいけないのではないか。
課題、で、ある。
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