断腸亭料理日記2023

人形町・ピッッア・ダ・バッボ

4321号

4月16日(日)夜

日曜日。

今日は、ピザを食べようというので、
人形町の[ダ・バッボ]。

日曜もやっており、なかなか人気で予約は必須。

ピザだけではなく、パスタ、メインもある、
イタ飯やといってよい。

17時半の予約。

拙亭のある元浅草からは、タクシー。
人形町までは3q程度でそう距離はない。

雨だと思って、傘を持って出たが、やんでいた。

[ダ・バッボ]は甘酒横丁。
旧浜町川、浜町緑道と人形町通りのちょうど中間。
大門(おおもん)通りの角。

大門通りというのは、このあたりに吉原遊郭が
あった頃の遊郭の表門、大門に由来している。
とはいっても、遥か昔、吉原が浅草の北に移転する前、
江戸初期、明暦以前、360年以上前のことだが。
(余談だが、江戸期の遊郭の表門は皆、大門という
のではなかろうか。江戸吉原、尾張中村、京島原が
すぐに思いつく。この三つは今も名が残っている。
他には知らぬが、三つあれば上等、で、あろう。
島原が最も古そうだが、皆それに倣ったのか。
調べてみようかしら。)

到着し、入る。
名前をいうと、入口そばのテーブル。

[ダ・バッボ]って、なんだろうか。
あまり気にしていなかった。フランス語は
大学時代の第二外国語であったが、イタリア語は
まったく素養がない。調べてみた。

Da Babboのbabboはお父さん、パパのよう。
daは前置詞で、fromあるいはbyあたりか。
お父さんから、お父さんの(作った?)、といった
意味になるのか。パパの手料理、そんな感じ?。
(わからんが。)

ともあれ。

ビールをもらう。
瓶はなく、生、プレミアムモルツ。

注文は、前菜盛り合わせ、パスタ一品、ピザ一品。
メインにあたる、肉や魚もここにはあるが、
こんな感じでよろしかろう。
そうたくさんは、食べられぬ。

パン。

右は、見た通り、フランスパン。

上のオイルは、オリーブオイル。

左の皿。
赤いのはドライフルーツトマト。
丸いねじねじは、食べてみると、
グリッシーニのようだが、この形のものは
タラッリというそう。

前菜盛り合わせ。

左から、いかとじゃがいものトマト煮。

その上の白っぽいのがイタリア語でフィノッキオ、
フェンネル(英語)の薄いスライスをマリネというのか、
しんなりさせたもの。
フェンネルというと種がインドカレーなどの
スパイスとして使われるがヨーロッパでは
根本部分の丸い白い部分を野菜としても食べる。
ちょっとセロリのような味。

右がミートボール、ポルペッティというのか。

四角いのはじゃがいものパテのようなもの。

下はズッキーニのソテー。

次は、パスタ。
あさりとチェリートマトのリングイネ。

ボンゴレだが、トマトが入っているので
ビアンコ、ではないのだろうが、さっぱり。
うまい。
リングイネが、かなりのアルデンテ。
堅すぎない?。

ピザ。

いろいろあるが、たまご、にした。

以前、確か、ここで食べたことがある。
ビスマルクといっていたような。

ビスマルクはプロイセンの宰相だが、この人が
玉子が好きだったから、という。(いい加減な由来
で、ある。)

半熟卵と、マッシュルーム、ハム、チーズは
モッツアァレラ。

薪の香りのコゲが香ばしい。
うまいピザ、で、あろう。

コースでなければ、デザートは普通は頼まないのだが、
隣に、ジェラートのケースがあって、視界に
常に入っていたので、食べたくなってしまった。

ピスタチオのジェラートをもらった。

以上。

あー、イタリア行きたいな。

会計は、二人で11,330円也。

まあ、こんなものであろう。

うまかった。
ご馳走様でした。

 

ダ・バッボ

中央区日本橋人形町2−21−1FSビル1階
03-3666-2777

 

 

 

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