断腸亭料理日記2022
さて、今日は、つけ麺、路麺の麺類二軒。
4204号
11月6日(日)第一食
御徒町ラーメン横丁[つけめんtetsu]
今日は、つけ麺。
少し前から食べたいと、思っていた。
私は、つけ麺ヘビーユーザーではない。
夏に少し、程度。
さして大きな理由はないと思うが、
ちょっと例外的ではある。
ヘビーユーザーではないので、例えば、今の東京の
つけ麺事情を説明できるかといえば、そんなことは
到底できない。
最近の近所のつけ麺だと、麺屋武蔵[武骨]
で十分満足している。
魚介の風味の入った濃厚つゆ。
13時台、きてみると、列。
日曜だが、街にも大いに人が戻ってきている、ということか。
はて、どうしよう。
ゆるゆる、南方向へ自転車を走らせる。
JR高架下ラーメン横丁まできた。
ん!。[つけめんtetsu]。
むろん近所で、この横丁ができた当初からあるのでは
なかろうか。それでなん回か入っているが、特段の
印象はない店。隣が、ご存知の[蒙古タンメン]で
いつも終日、長い列で、比較の問題だが、客が入っていない
印象になってしまう。
入ってみようか。
つけ麺あつもり、にしようか。
そうなのである、満席ではないが、けっこう埋まっている
のである。やはりちょっと印象で損をしていよう。
きた。
つけ麺らしく、プリプリの太麺。
(先日、隣の[青葉]でも書いたが同様のちょっと
人工的なプリプリ感。)
つゆは濃厚。魚介、魚粉といってよいのか、香りも。
十二分にうまい。
あつもりだが、麺にはお湯ではなく色が付いており、
鰹出汁とのこと。
ここはつゆがぬるくなったら、焼き石を入れて熱くできる。
この濃厚&魚粉系というのか、今の主流なのでは
なかろうか。
この[つけめんtetsu]は今は海外展開もする30店弱の
チェーンだが、創業は2005年千駄木。当時かなりの話題で
あったと思う。ある意味つけ麺の第二次ブームを起こし、
つけ麺を一ジャンルとして確立させた店といってよい
ともいえようか。
ここの味が、創業当時の本店の味なのかどうかまったく
わからぬが、どうしてどうして、うまいつけ麺、
である。
台東区上野5-10-14
03-5816-8358
11月7日(月)第一食
路麺・小伝馬町・そば処[おか田]
さて、久々の路麺(立ち喰いそば)の新顔。
別段新しいところではなく、私が知らなかっただけ。
ご近所は閉店もあり、好きな路麺になかなか不自由している
昨今ではある。書いている通り遠いが日暮里の[一由そば]
まで自転車を飛ばしたりもしている。
小伝馬町というのは、地図で計ると、日暮里駅前
よりは元浅草の拙亭からは、ずっと近いのである。
だが、神田川を越えるのは、これまた、なかなかの
ハードル。台東区から出て、千代田区、中央区となる。
路麺なので遅くなると閉めてしまう。
ここは14時半までのよう。
30分あれば着くであろう。
左衛門橋通りを南下、JRを潜り、神田川も渡り、
靖国通りを渡る。渡ると道は斜めになる。右方向へ。
清洲橋通りに出て左。江戸通りに出たら右。
ここが馬喰町の交差点。
鞍掛橋の信号をすぎて、次が小伝馬町の交差点だが、
[おか田]はその手前左側。
ビルの1階、昨年ここに移転してきたようだが、
新しく、きれい。
入ったところに券売機。ノーマルな天ぷら類を
一通り揃えているよう。炊き込みご飯もある。
ただ、どれも若干高め。かき揚げ天そばで550円。
鴨せいろなどもあって、見た目は路麺だが、値段は
町の蕎麦やに近いかもしれぬ。
冷やしもできるよう。ん!、肉そばがある。
今日は天気もよく、自転車で走ってきたら、冷たい
のが食べたくなった。
が、肉そば、なぜか冷やしがない。
とりあえず肉そばの食券、800円也を買って、奥へ。
ご主人に肉そばの冷やしはできないのか聞いてみる。
あー、やったことはないけど、やってみましょうか?。
と、にこやかなご主人。じゃすみません。
お願いする。冷やしは+50円。
できた。
ぶっかけに、温かい豚肉煮のせ。
ここ、生そばゆで立て。
ちゃんとしたそばである。
しゃっきりで、よいつるみ。
豚肉は、そばつゆではなく、もう少し濃く
味が付いている。
食べ終わり、ご主人に、おいしかったですよ、
ご馳走様でした。
さて。どうなのであろうか、この値段帯。
かけそばで450円。路麺・立ち喰いそばとして。
ちなみに日暮里の[一由そば]は、かけそば250円。
新しくできる路麺は、このくらいの値段帯のところは、
あるにはある。
安いから、路麺、とも思うが、、、。
どんなものであろうか。
中央区日本橋小伝馬町13-6
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