断腸亭料理日記2022
さて、今日は三本。
4084号
5月8日(日)夜
ビールとカツカレー[ゴーゴーカレー]御徒町
今日は、これ。
見かけたことのある方も多いかもしれぬ。
(ヒロミが右遠景にいるように見えるのだが、、)
サントリーの発泡酒金麦ザ・ラガーのCM。
随分前から香取慎吾氏の出演ているもの。
それで、最近の、カツカレーをかっ食らっているもの。
あれ、うまそうである。
今までのバージョンでもいろんなものを
食べているが、最もうまそうである。
カツカレーとビール。
ご飯ものとビールというのは、あまり考えないが、
よく見つけたものである。
カレーを食いながらビールは呑める。いや、呑みたい。
よし、いってみよう。
カツカレーとビールならどこか?。
カツカレーなら[日乃屋]もよいが、
ビールは確か置いていなかった。
同じく御徒町の[ゴーゴーカレー]。
あそこは置いていたはず。
19時前、自転車できてみた。
御徒町、春日通りの北、JRと昭和通りの間の路地。
入って右側。
店に入り、券売機を見ると、ビールはやはり
あった。そして、カツカレーの中盛。
量は私は中盛で十分。
カウンターに座って、待つと、きた。
キリン一番搾りの缶とキンキンに冷えて
霜の付いたビールグラス。
香取君が食べているカツカレーのカツは
かなりぶ厚いもので、ここのカツとは随分違う。
むろん、これはこれで、うまい。
キリンはラガー一本で一番搾りはほぼ呑まない。
今年、味が変わった、新しくなったと
盛んにやっているがよくわからない。
ただ、こんな味だったのか、という、新鮮な
印象ではある。
うまいかまずいかと聞かれれば、十分うまい。
ともあれ、カツカレーとビール。
うまいものである。
台東区上野6-2-7 宮入ビル1F
03-3832-4155
5月10日(火)第一食
また、きてしまった。
台湾まぜそば。
妙にクセになる、のである。
玉子の黄身がのり、濃いたれとおなじく濃く
ちょい辛の挽肉。魚粉。そして、太麺。追飯。
はずさない。
台東区上野6-16-9
03-5834-3651
5月12日(木)第一食
そば・元浅草[砂場]
このところ、第一食が昼時刻に
やっと間に合うようになった。
とはいっても、12時50分頃。
私のような者は混む時刻はさけねばならない。
かつ、ミニかつ丼がまだあると思われる頃。
いつものミニかつ丼ともりそばのセット。
やっぱり、そばがうまい、のである。
砂場なので更科系の白くて細いそば。
この盛、美しいではないか。
そして、東京下町の甘辛の濃いつゆ。
箸の先にちょいとわさびを付けて、一箸分の
そばをつまむ。この量がむずかしい。
多くてもむろんいけないし、つまみ方も
長くなりすぎては、つゆにつけずらい。
左手をそば猪口に添えて、あるいは少し持ち上げる。
でなければ、犬食いになる。これはポイント。
つまんだそばの先を、そば猪口の底に
付かぬほどつゆにつけて、一気に手繰る。
東京の人間であれば、形よくそばを手繰りたい
ではないか。アイデンティティーである。
つゆが濃いので、一箸分全部をつゆにつけるのは
もっての他。絶対に箸からそばを離してはいけない。
しゃっきりした喉ごし。
一噛み、二噛み、程度でのみ込む。
これが江戸前の正しいそばの手繰り方と、
思っている。
そばを手繰り終わって、かつ丼にかかる。
そば湯を残っているつゆに入れ、つゆ替わりに
かつ丼を掻っ込む。
かつ丼もうまい。
ラードで揚げたかつ丼でなければいけない
などと言っている者があるが、そんなことは
まったくない。
ラードで揚げたカツのかつ丼もうまいのだが、
それはそれ。
玉子とじのかつ丼は、東京早稲田そばやの生まれ。
東京の郷土食といってなんら差支えはなかろう。
そばやのかつ丼は、氏素性の正しいかつ丼
なのである。
これだけは譲れない。
いつも通り、うまかった。
ご馳走様でした。
03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1
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