断腸亭料理日記2022

人形町・ピッツァダバッボ

4097号

5月29日(日)夜

さて、日曜日。

ピザ、で、ある。

ピザというと、いろんな選択肢がある。
宅配もあるし、チルドのものを買ってきて
家で焼くというのもある。

外で、となると、石窯で薪で焼く、というところも
ざらにあり、珍しくもない。

イタリアンの料理もちゃんと出し、ピザが看板。

ご無沙汰の人形町の[ダバッボ]。

やはり、コロナ禍であいていた。

ここは土日もやっている。
日曜日、昼、TELを入れ予約。

18時から。
タクシーで向かう。
人形町は、元浅草から清洲橋通り一本。

浜町明治座前で降りて、甘酒横丁。
人形町にくるのもかなり久しぶりではなかろうか。

甘酒横丁の店の並びも随分と変わっているように
感じる。

[ダバッボ]は甘酒横丁沿い。
人形町通りに向かって右側。

入って、名乗る。
ほぼ満席。

一番奥の窓際、二人掛けのテーブル。

人形町というのは今はタワマンなどもあり、
ちょっとハイソな家族連れも多いよう。

どこへ行ってもビール。
ここは生だけ、プレモル。

欧州でもドイツだったり、ベルギー、イギリスが
ビールのイメージであるが、イタリアにもビールは
ちゃんとある。モレッティなどが代表的であろう。
ほとんどのレストランにある。
イタリア料理店でビールを呑んでも問題はない
とは思うのだが。

どうなのであろうか。イタリアでのワインとの
区別というのか呑み分けのようなものは。

値段は、ビールは基本安い。
ワインは安いものから高いものまで幅広い。
ただフォーマルなディナーではやっぱりワイン
なのであろう。
ビールはカジュアル。どちらかといえば、ガテン系?。
そうなのかもしれない。
イギリスでも王室はやっぱりワインである。
なにがしかのクラス、階級によるところは
あるのかもしれない。

ともあれ。

オーダーは、前菜盛り合わせと、ピザ二枚。
二人でこれで十分であろう。

パン。

真ん中の小皿はオリーブオイルのよう。
左は甘くないクッキーのようなものと、
細かく切ったパンチェッタであろうか。

前菜盛り合わせ。

上が、見た通りズッキーニ。
それ以外、説明されたのだが、忘れてしまった。
うまかったのだが。
肉、あるいは、魚、鰯であったか、の、コロッケ。
つみれ、になるか?。
イタリアンでこういう料理はあまり食べたことがない
ような気がする。
家庭料理なのか、スペインでいうタパスのような
居酒屋料理かもしれない。

そして、ピザ。

一枚目。
ナポレターナ。

トマト、モッツァレッラ、バジル、シチリア産アンチョビ。

ナポリ風ということなのだと思うが、
ピザの本場ナポリのもの?。
わからぬが、アンチョビの強い塩味がうまい。

焦げがあり、香ばしい。

二枚目。
クワトロフォルマッジ。

リコッタ、ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、パルミジャーノ。
四種のチーズ。

ゴルゴンゾーラが入るのでにおいが強い。

左、蜂蜜を付けてもらった。

フレンチだとロックフォールだが、においの強い
青かびのチーズには、フレンチでもイタリアンでも
蜂蜜を合わせる。
においが緩和され、よりうまくなる。
不思議なものである。

うまかった。

腹一杯。

会計は、ビールも入れて二人で
8,680円也。
まあ、ピザなので、こんなものであろう。

ご馳走様でした。

 


03-3666-2777
中央区日本橋人形町2-21-1 FSビル 1F

 

 

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