断腸亭料理日記2022

いわしのカツレツ

4159号

8月25日(木)夜

さて、鰯、で、ある。

浅草ロックスの西友で開いたものを
買ってきた。

小さいものだが、格安。

毎度書いているが、開いたものは誠にありがたい。
それも安く。
スーパーでこのような安い魚をちゃんとさばいて
くれているところは、希少であろう。

フライパンで簡単に甘辛の蒲焼にでもしよう
かと思って買ってきた。

が、ちょいと、考え直した。

少し涼しくなって、多少料理をする気に
なってきた、か。

カツレツ。

日本のいわしフライではなく、
イタリアン?のカツレツ。

今まであまり考えないで、イタリア風?の
カツレツを作ってきたのだが、どうも2種類の
レシピがある。
どちらも一応プロのものがベースのよう
ではあるもの。

皆さんご存知の、ミラノ風カツレツ

ミラノ風カツレツは、豚のロースだが、叩いて
小麦粉、卵黄、おろしたパルメジャーノ・レッジャーノ、
細かいパン粉、バターで揚げ焼きにする。

これは日本のフライに多少近い。

もう一つは、ラムチョップ

これはマスタードを塗ってやはり細かいパン粉。
オリーブオイルで揚げ焼きにする。

こちらイタリアンであるかどうかは、実のところ
定かではないのだが。

ともあれ、カツレツといっても色々な
レシピがあるのであろう。

玉子を使わない分、マスタードの方が簡単。

簡単なので、こっちでいってみようか。

開いたいわしを洗って、塩をし、もう一度洗う。

やはり、これはしておいた方がよいだろう。

生ぐささは緩和されるであろう。

再度軽く塩。

パン粉を器に用意。
細かいもの。

片面にマスタードを塗る。
これは先日買った、例のディジョンマスタード。
ちょっと多めに。

パン粉の器にマスタードを塗った面を下にして置く。

パン粉の上で上の面にも同様にマスタードを塗る。

上にもパン粉をまぶす。
OK。

3枚。

フライパンにたっぷりのオリーブオイル。
中火で熱くする。

いわしを投入。

ちょっとピンボケ。

マスタードというのは、熱が入ると、
膨らむのである。
それで、衣がはがれて、、、
たっぷり塗ったのは、裏目、、、であったか?。

ともあれ、両面こんがりよい色まで焼く。

皿へ。

冷凍したパセリがまだある。
みじん切りし、まぶす。

黒オリーブを添える。

出来上がり。

ビールを開けて、食べる。

見た目はこんな感じだが、これがどうして、
なかなか、うまい。

日本風のいわしフライを、ケチャップ+ソース+
マヨネーズのオーロラソースで食べる、のも
うまいのだが、それと同等、いやそれ以上
かもしれない。

ディジョンマスタードの功績、かもしれない。
いわしにちょうど合っている。
ディジョンマスタードというのは、一つの
ソースといってよいかもしれない。

しかし、膨らんではがれてくるのは、
どうにかならないものであろうか。

量が多いのか。
実際には、特に皮側だが、塗りにくいのである。
量を多くした方が、塗りやすく、こういう
ことになっている。

とりあえず、うまいものはできているので
よし、とはしているのだが。

 

 

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