断腸亭料理日記2021
3851号
さて、連休中、今日は[白燕]。
5月4日(火)第二食
稲荷町の若い才能あるシェフががんばっている、
中華[白燕]。
コースのみからアラカルトでも頼めたり、
コースの価格が少し変わったり、変化がある。
また、この時期なので、アルコールはなし。
昼、TELをして夜18時から。
コース税込6050円を頼む。
ノンアルビールを頼む。
テーブルの品書き。
そして、いつのようにりんごあめ。
もちろん、ほんとのりんごあめではない。
刺されているのは爪楊枝なので、大きさの
想像ができるだろう。
一口。
中はほんのりスモーク香のついたフォアグラ。
外の赤い部分はゼリー状のもの。
ちょっと甘酸っぱい。
そして、前菜三品。
毎度書いているが、この器もよい。
下の丸い台は、回る。
上が、お得意のよだれ鶏。
左が甘酢漬けの野菜。
右は煮凝りのようなもの、貝であったか
つぶ貝。
点心、水餃子。
先ほどのよだれ鶏の麻辣のたれで。
もう一つ、点心。
飛子の焼売。
そして、いつのも薬膳スープ。
写真に写っているが、排骨。
これはいつもベースとして入っているよう。
それに、今日はパパイヤ、白きくらげ、なつめ。
滋味深い味。
メイン。
ほたてと野菜のマレーシア風といったところか。
下の器のようなものは、煎餅のようなもの。
野菜への火の通り方が、絶妙である。
一流の中華では皆、そうである。
今日、よく見える場所であったので、シェフの
動作をじっくりと見ることができた。
この野菜であるが、ほぼ炒めていない。
どうしているかというと、油通し。
ザーレンというのか、穴の開いたお玉。
ここに野菜をのせて、油をなん回かにわけて、
かける。
また、ザーレンごと油の中へ入れて、すぐに出す。
これを繰り返す。
よいところで、中華鍋に移し味をつける。
こんな感じであろうか。
なるほど、これがプロの技、であるか。
そして、蒸。
カレーライスと品書きには書いてあった。
色はなるほどカレーのようだが、はてライスは?。
黄色いカレー色の粒々。
これが米粉の粒なのだそう。
この下に、鶏手羽。
実際にはカレーライスではなく、
鶏手羽にカレー味の米粉粒のソースが
かかっている、という料理。
こういうものが中華にはあるのか、わからぬが
珍しい。
次。これは、メニュー外。
サービスで出してくださった。
カリフラワーを土鍋に入れ、蒸し焼き?にしたもの。
カリフラワーにちょっと焦げ目が入っているが
やはり、火の通り具合が絶妙。
ご飯もの。
福建炒飯。
あんかけ炒飯、で、ある。
あんは比較的堅め。
入っているのは、鶏、海老、筍など。
炒め具合、あんの味もよい。
デザート。
マンゴープリンに台湾のパイナップル。
ジャスミンティー。
以上、ここまで。
いつの通り、うまかった。
そして、いつも挑戦的、というのか、
見たことのないメニューを見せてくれる。
愉しい。
こんな料理が歩いて、5分ほどのところで
食べられるのは、まったく僥倖、で、ある。
ご馳走様でした。
白燕
台東区元浅草2−7−10 オルタンシアIV 2F
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