断腸亭料理日記2021

火鉢で和牛ローストビーフ

1月9日(土)第二食

なんであろうか。
肉。

肉ばかり食べたくなる。

正月だからといって、鴨も食べているし、魚系
ばかりではなかった。
で、今日思い付いたのは、ローストビーフ。

昨年、和牛を炭で焼いてみた。

ローストビーフは、欧米の料理で、むろん
欧米の赤身のビーフを使うのが普通のものである。
オージーでも米アンガスでもうまい。

が、サシが入った和牛でやると、
柔らかく、もっともっと、うまい。
まったく別物であろう。

もちろん、安くはないし、時間も多少かかるが。

和牛。

旧臘[浅草今半]で姫路牛の見事なすき焼きを
食べたばかりではあるが、、、。
まあ、よかろう。

前回同様、上野松坂屋の地下の肉売り場。

和牛もも、塊。
茨城と書いてある。
グラム1000円で、いくつかあるが、339gのもの。

それから、クレソンも。

帰宅。

これ。

さて、どうしようか。
炭、なのだが、昨年は、ベランダで七輪で焼いた。
さすがに、寒い。
七輪を座敷に入れてもよいのだが、
火鉢で焼こうか。

火熾しに炭を入れ、ガスで熾し、火鉢へ。
さらに炭を加える。

暖房ではないので、普段の倍の炭火が必要である。

肉には、塩胡椒。

30分は置いた方がよいだろう。

その間に、炭火もいい感じに全体が熾きてくるだろう。

肉には例によって、オリーブオイルを
全体に塗っておく。
これは乾燥防止。

炭火というのは、強火の遠火。
これだけの塊肉を焼くには必須。
五徳を上にあげる。
また、肉の大きさだけの炭火の広がりにする。

いいかな。

網をのせて、肉を置く。

前回は、30分。

全面、じっくり焼こう。

焼けてくると、やはり、脂が落ちて
煙が上がる。
寒いが、換気扇。

だいぶ焼けてきた。

やはり、表面が乾いてくるので、
再度、オリーブオイルを塗る。

30分焼いた。

そろそろよいはずか。
中はどんな感じであろうか。

金串を刺してみる。

中の温度も上がっているよう。

よいだろう。

アルミに包んでやすませる。

冷蔵庫、とも思ったが、一先ず常温で2時間弱。

開けてみる。

ドリップも出ている。

切ってみる。

もう少し火を入れた方がよかったか。

ともあれ、食べてみよう。

クレソンも洗って添える。

ビールを開けて、食べる。

かなりのレアだが、柔らかくって、
格別に、うまい。

最初の塩を強めにしたので、このままでOK。

やっぱり、さすがの和牛。
これはなんの文句もなかろう。

冷蔵庫に入れて、翌日。

やはりかなりのレアであったか。

だが、和牛のこのサシ、で、ある、
とろけるよう。
このくらいのレアでもよかったか。

 

 

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