断腸亭料理日記2021
3989号
12月12日(日)夜
さて、日曜日。
今日は、内儀(かみ)さんの希望で、
上野の洋食や[ぽん多本家]へ。
16時の夜の営業開始を目指して、出掛ける。
16時すぎ到着。
重い扉を開けて、入る。
カウンター向こう側のご主人に二人、と、
指を出す。
一人だと、一階のカウンターだが、
今日は内儀(かみ)さんと二人なので、お二階。
絨毯の敷かれた階段を上がり、二階へ。
カウンターにはなん人かのお客がいたが、
二階は一組。
どちらでも、というので、窓際のテーブルへ。
さて。
ここの課題は、タンシチューであった。
タンシチュー、ビーフシチューはここの看板
であるわけだが、コロナ禍以来、肉の入荷が
わずかで、数人前しか作れなくなり、ほぼ
幻のメニューになっており、いつきても、ない。
とりあえず瓶ビールをもらい、メニューを開く。
と、やはり、タンシチューはない。
聞いてみると、やっぱりないとのこと。
であれば、、蛤は?。
蛤バタヤキ。
これもメニューにはない。
が、聞くと、これは、一人前ならある、
とのこと。
よかった。3,300円也。
内儀さんは、海老コロッケ。
クリームコロッケなのだが、ここは
かにコロッケではなく、海老コロッケ。
2,750円也。
それから、カツレツ。
[ぽんた本家]は明治創業の、とんかつや
ではなく、洋食や、なのだがやっぱり、上野
とんかつや御三家の一角。
ポークカツレツも、看板である。
2,970円也。
ビールがきて、お通し。
今日も、いつものいか下足のぬた。
辛子酢味噌の塩梅ももよく、わけぎもうまい。
蛤から、きた。
蛤バタヤキ。
殻を取ってしまうとこんなものであるが、
これはそうとうに大きなもの。
他ではあまり見ない。粉を振って焼いているのであろう。
バターしょうゆ味。
そして、次。
海老コロッケ。
大きな海老の肉が入ったクリームコロッケ。
二人で食べているからであろう、キャベツを
はさんで両側に置いてくれている。
なかなかの心遣い。
毎度思うのだが、この海老、なんであろうか。
ここには海老フライもあるが、フライの方は
車海老。と、いうことは車海老か。
今度聞いてみようか。
そして、トリはやっぱり、カツレツ。
メニュー名がカツレツ。
ここは牛カツレツはなく、ポークのみ。
ポークのロース。
アップ。
薄い揚げ色がここの特徴。
低温で長く揚げているのであろう。
厚いロース肉に火を通すには、油温の違う
油で二度揚げするか、低温でじっくりの
2タイプということになるのであろう。
低温で長く揚げると、火は通るが、油切れが
わるくなるという難点があり、そうならぬように
揚げるのが、技。
さっくり、軽く油切れもよく揚がっている。
やっぱり塩で食うのが、うまい。
腹一杯。
今日も、うまかった。
ご馳走様でした。
台東区上野3-23-3
03-3831-2351
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