断腸亭料理日記2021

ハンバーグ・和知シェフレシピ その3
リベンジ

3994号

12月19日(日)夜

さて、ハンバーグ、で、ある。

まあ、その前に、肉を喰おう、が先
なのではあるが、 10月に作った和知シェフレシピの
ハンバーグ

これがまあ、割れてしまい、成功の域には
とても達しなかった。

なかなかハードルは高そうなのだが、
リベンジ、で、ある。

ハンバーグは、牛100%だったり、
日本のハンバーグの父といってもよいと思われる
帝国ホテルの故村上シェフレシピだったり、
いろいろ試しているが、和知シェフのものは
ユニーク。
そして、成功とはいえなかったが、それでも
十分新しく、うまかった。

割れてしまった原因でもあるのだが、
和知シェフレシピの特徴は、入る牛乳の量が
多く、生地がゆるい、ということ。

また、玉ねぎを炒めず、生を入れるということ。
さらに挙げるとスパイスがナツメグではなく、
オールスパイスであるということ。
このあたり。
抜きん出たプロのレシピだと思うのである。

なんとか、ものにしたい。

ユニークではあるが、特別な材料は使わない
というのも、よいところ。

買出し。

肉は、どこのスーパーにもある豚牛の合挽でよい。
500g。

和知シェフレシピのトマトソースもうまかったのだが、
これはミニトマト。1パック。

肉500gに牛乳150t。
200tの小さなパックを購入。

玉ねぎ1/2個。切れたところなので、購入。

にんじんのグラッセも添えるとして、にんじんは
野菜室にある。
コンソメが切れていたので購入。

他には、バターとにんにく、オリーブオイル、
黒胡椒。
これらもすべてある。

準備はこれでOK。

作る。

先に、にんじんから。

皮をむき厚めの輪切り。
面取りは面倒なのでしない。
自分が食べるので一向にかまわない。

深めの器に、お湯、コンソメ、バター、ちょい砂糖。

レンジ加熱。
最近、長年使ってきたレンジがとうとう使えなくなり
買い換えた。どうせオーブン機能は使わないので
温めるだけの単機能、パナソニックのもの。
24,000円也。安いのに驚いた。
ただ、野菜の下ごしらえモードというようなものは
ないので、マニュアル。
ただ、この機種はマニュアル加熱だと火力というのか
エネルギー量が少なく500w。自動加熱だとMAX1000w
なのだが。

と、いうことで、自動加熱とマニュアルを組み合わせ
様子を見ながら加熱。

煮えてきたかな?。

金串を刺して、確認。
OK、よいだろう。

さて、ここからハンバーグにかかる。

まずは玉ねぎ1/2個、みじん切り。
今日はブンブンチョッパー。

できた。

挽肉は冷蔵庫で冷やしてある。
とにかく冷やす、というのが和知シェフレシピの肝、
になるよう。
前回の割れの原因は、この冷やしが甘かったのでは
というのが、自分なりの分析。
牛乳の量が150tと多いのである。

ボールで生地をこねるのだが、これも冷やしながら。
前回は、ちょっとなめていた。
完全に肉の脂が固まるほど冷やしながら作業を
しなければいけないようなのである。

流しのステンレスの桶に水を張り、大量の
保冷剤を入れておく。ここに今はかなり温度は
低いが、水道水。

ここにボール。
冷蔵庫から出してすぐの挽肉500g、牛乳150t、
パン粉大さじ3、塩を肉の1.2%で6g。
全卵1個、オールスパイス適量。粗挽き黒胡椒。
これは電動ミルで挽き入れる。

これを混ぜ、練る。
その間、ずっと、ボールは冷水の中。

ただ、気が付いたのだがボールも大きいので
中心までは冷えていない。
一度、練る手を止めて、10分ほど置いておく。

よし、冷えてきた。
練り、継続。

OK。
粘りもでてきて、よい感じかな。

ここから成形だが、さらに冷やし堅くするために
保冷のための鍋ぶたをボールにかぶせそのまま
冷水の中に入れておく。

10分ほど。だいぶ硬くなった感じ。

 

つづく

 

 

 

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