断腸亭料理日記2020

うなぎくりから焼き

5月8日(金)第二食

さて、なにを食べよう。

今日思い付いたのは、うなぎ、、、
ではなく、くりから焼き!?。
炭火で焼くか。

ご存知であろうか。
くりから焼き。
ちょっと、身の付いた、うなぎの皮、ひれの串焼き。

漢字で書けるが、倶利伽羅焼き。
富山県と石川県の県境の、倶利伽羅峠の倶利伽羅であるが、
倶利伽羅紋々、なんという言葉もある。

以前にもなん回かやっている

2年前、やっぱり、今頃。

なんでうなぎの皮の串が「倶利伽羅」なのかについては、
ここに書いているので、ご興味あればご覧いただきたい。

ともあれ、今、食べたくなる季節?。

御徒町の吉池に、いつも売っている。
おそらく自家でうなぎをさばいて、蒲焼を売っているから、
なのであろう。

いつも同じで、一本200円。意外に高い。
それから地下の蒲焼売り場でうなぎのたれも。
売り場にあった、奈良漬けも。

四本買って、これだけではつまらぬので、焼鳥、
しし唐も。

鶏はもも肉。買って帰宅。

まずは、炭を熾す。

炭が見えないが、この中に入っている。

これをベランダの七輪に移す。
追加の炭を入れて、渋団扇で熾す。

どうでもいいが、これも動画。

一度使った燃え残りの消し炭を使っているので、
すぐに熾きる。

くりからの串。吉池では、海老コーナー。

こんな感じ。

鶏も串にする。

鶏の刺し方はプロであれば、きっとコツがあるのであろうが、
知る由もないので、私は、テキトウ。
うなぎやには、焼鳥もあるところが多いが、うなぎやの
焼鳥は、肉をたっぷり刺しているので、ちょっと真似てはみている。

まずは、くりから串の白焼き。
一応、うなぎ蒲焼の調理と同じ方法でやってみる。
東日本のうなぎ蒲焼は、白焼き→蒸し→たれ焼き。
これも動画。

ここから、蒸す。
鶏皮の串も一本できたので、これも、一緒に。

しし唐は、刺して塩をしておく。

蒸し器にクッキングシートを敷いて、蒸す。

10分程度。
鶏皮も脂を落としておく。

鶏も、白焼き。

白焼きの焼き上がりは、

こんな感じ。やっぱり、上下の端っこが焼き残り、
最後は、こうなった。

くりからから、たれ焼き。
スプーンでたれをつけ焼き。動画。

焼鳥、たれ焼き。これも動画。

ストックしてある自家製の焼鳥のたれを最初に塗ったのだが、
途中から、うなぎのたれにチェンジ。
たれやきは、とにかくもうもうと煙が上がる。
団扇であおいでいるたのだが、、、。

しし唐は、塩焼きなので、あっという間、簡単。

出来上がり。
くりから焼き。

奈良漬けも切って出す。

ビールを開けて、山椒をふって食べる。

なかなかよく焼けた、と、思うのではあるが、
焼鳥を焼いている間にちょいと冷めてしまった。
うなぎの鰭付近というのも、かなり脂があるもの。
もう少し、蒸し時間があってもよかったか。
(15分〜20分が正しかったよう。)

焼鳥。

いい色にまでする気力が途切れてしまい、
皿の上で、自家製たれをかけている。
くりから焼きを早く食べたかったのもあるが。

まあ、味は上々。
大きく切ったものを刺したのは、やっぱり成功であろう。
鶏から揚げもそうだが、一つを大きくすると、中は柔らかに
仕上がる。
二度焼きもしているし、炭焼きなので、中が生ということも
もちろん、ない。

しし唐。

これはちょいと炙っただけ。塩がうまい。

単純なもののようだが、かなりの手間。
まさに職人仕事である。
疲れた。

 

 

 

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