断腸亭料理日記2020
5月20日(水)第一食
さて、ハンバーガー、で、ある。
たまにはこんなものも作ってみよう。
果たしてこれを料理といってよいのか、
甚だ怪しいと思うのだが、アメリカの国民食である。
使われる調味料は、あってもマスタード、ケチャップ、マヨネーズ。
ジャンクである。
ファストフードでもある。
だが、グルメバーガーなどといって、安くないレストランもある。
そんなものではあるが、時として食べたくなる。
まあ、もはや日本人にもかなり馴染みの深い食い物に
なっている。
ファストフードのハンバーガーと、グルメバーガーと
どれほど違うのか。
値段の差ほどは違わないとは思うのである。
もちろん、グルメバーガーはうまいことはうまいのではあるが。
ともあれ。
例によって、プロのレシピを調べてみる。
店毎に、まあ、工夫はあるのであろうが、
それでも、びっくりするほどのものは、やはり
ないのではなかろうか。
マックでもビーフ100%は同じである。
100%国産和牛でも使っているのならいざ知らず、
一つ1000円を超えている。はっきりいえば、高すぎる。
それでも、私などもデリバリーを頼んだり、食べに行ってしまう。
なかなかいい商売であろう。
まあ、そんなにわるくいうこともないのだが。
とにもかくにも、作ったことはないが自作をしてみよう。
そんなに難しくはなかろう。
と、いうことで、材料の買い出し。
牛挽肉。
むろん、和牛ではない。
レタス、トマト、スライスチーズ。
バンズ。
これは、ゴマの付いたハンバーガー用のもの。
すべてスーパーで揃う。
作る。
買ってきたレタス半分を水に漬けておく。
なにも入れない100%ビーフ。
パテ1つが100gということで、牛挽肉200g。
ここに、先日、和牛ローストビーフを作った時に
もらったヘッドがあったので、
みじん切りにして加える。
揉み込む。
中華の点心の具であれば、豚肉を粘りが出るまで練るのは
鉄則である。うまみが出る。
ハンバーガーのパテの場合は、そこまでいわないよう。
まあ、テキトウでよいのであろう。
下味を付けるよう。
ハナマサに売っていた、牛肉用スパイスミックス、
なるものを買ってきたので、ちょっと入れてみる。
これを型に入れて成形する。
ハンバーガーのパテ専用の型も売られている。
アルミホイルを折って輪っかにし、ホッチキスで止め、
簡易の型を作ってみる。
下にクッキングシートを敷いて、練った牛挽肉を詰め込み
スプーンで押す。
こんなものでも立派に役を果たす。
二枚。
少し、冷蔵庫に入れておく。
その間に、レタスの水を切って、折っておく。
トマトはスライス。玉ねぎもスライス。
最初にバンズをフライパンで軽く焦げ目を付けておく。
下のバンズにはハインツのマスタードを塗る。
パテをフライパンで焼く。
焦げ目がついたところで、ひっくり返す。
ふた。
ちなみにこのふたは、丼鍋のふたである。
少し、蒸し焼き。
いいかな?。時間は計っていない、勘である。
チーズをのせて、もう一度ふた。
溶けた。
OK、そっと、バンズにのせる。
トマト、玉ねぎをのせる。
レタスものせ、上のバンズをのせ、串で刺す。
出来上がり。ピクルスも添える。
特段の技もない。
おそらく、誰でもできる。
アップ。
かぶりつく。
ふむふむ、うまい。
牛100%、100gなので、肉の存在感がある。
ともあれ材料だけの味。
だがまあ、マックでも、モスでも、大幅に違うのか、
といえば、やっぱり、そこまではいかなかろう。
自作をしてもジャンクはジャンク。
ジャンクがうまい、ハンバーガーである。
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