断腸亭料理日記2019

断腸亭2019夏・モルディブ その13

引き続き、モルディブ。

シーフードレストラン、フィッシュ&チップスでの
ディナー。

デザート。

チョコレートのプディング。
上にのっているのは、ココナッツ。

ここに滞在中、やはり、シーフードが多かった。
ステーキなどを看板にしているレストランがない、という
こともあったのであろう。
色々言うものの、総じて味はよかった。

東南アジアンとイタリアン、さらにジャパニーズ。
魚介系を扱うのであれば、好適なのであろう。

むろんのこと、インドマグロの漁場の真ん中。
熱帯の豊富な魚介。
刺身、にぎり鮨のところでも書いたが、以前は日本的な
生を扱うサプライチェーンがおそらくモルディブではなく、
残念な味であったが、それもここ数年は向上目覚ましいのでは
なかろうか。また生魚の切り方、これも重要。
和食を知らない料理人が切った生魚はまるで違う。
こうしたこともうまくなっている要因であると思われる。
ともあれ、特に、今回は十二分に満足できた。

日本料理の世界的な広がり、底上げが進んでいるのかも
しれない。

こうなると、もっと期待をしてしまう。
青魚もたくさんいる。
〆たものなども出せるようになったら、愉しかろう。

9月2日(月)

最終日。

出立は、夜8時と遅れたよう。

ディナーはなしだが、まるまる一日ある。
同じ部屋を使えるようなので、エクストラチャージを払って
そのままいることにした。

朝飯。

ノーマルなオムレツ。
オーダーはできるので、玉ねぎとチーズ、トマトを入れてもらった。

ジャガイモの茹でたものと、フライ、ミニトマト、イタリアン
パセリの付け合わせ。
こういう基本的なものはきれいに出来上がっている。

昼は、ピザや。

うまかったので、最初に食べたものと同じもの。
パルマ豚のハム。

夜に入り、会計をして、出立。

長いようで短かった。

帰りは0泊なので、これから、長い道のりである。

アミラフシから、空港の島まで高速ボート。

マンタ・エアでマレまで。

マレでシンガポール・エアに乗り換え。

機内食。

チキンとライス。
シンガポール風?、わからぬが、オイスターソースの甘辛。

シンガポール、チャンギ空港で乗り換え。
帰りは、1時間半程度の接続。

この飛行機は、成田経由のロス行き。
日本人も多いのだが、インド系?、マレー系?の人も
少なくない。
インドから、米国はちょうど地球の反対側になりそうである。
長い長い旅路である。

免税店で急いで煙草などを買って、ボーディング。

機内食。

和食風。
白い日本のご飯に錦糸玉子。
なぜか、甘辛く煮た椎茸、まるまる一枚。
普通、椎茸は切るであろう。あるいは、飾り包丁くらい入れるか。
切らずにセンターにのせるのは日本人のセンスではないだろう。
甘辛の牛肉。
豆ちくわのサラダと茶そば。

成田着。

往復の機中、映画はかなり視た。
ポケモン、ロケットマンなどなど。

万引き家族もあったのだが、機中で視るには似合わぬかと
視なかった。

ロケットマンは、エルトンジョンの伝記。
今、日本でも上演中か。
なかなか、おもしろかった。
ボヘミアンラプソディーよりも私はおもしろく視た。
(あれ、そんなになん度も視るほどおもしろいとは思えなかった
のであるが。)

昨年、その前か、トランプ大統領が、金正恩のことを
ロケットマンと言っていたが、この映画を踏まえて、
洒落ていたのであろうか。公開時期は米国も今年のようなので、
関係ないか。まあ、そんなユーモアもトランプ氏には
なさそうだが。

さて。
今年のモルディブ。

ダイビングはバー環礁で、保護の効果もあるのか、
マンタをはじめ、見ごたえがあった。
その上、ガイドのチャイニーズ、不思議ちゃんのお蔭。
ガイドやダイビングサービスの能力次第で、見られるものは
大きく変わってくるのである。
ただ、サンゴはこの海域は以前の面影は依然としてない。
むろん、世界的なもので、温暖化対策は可及的速やかに行わねば
ならないのだが、我々の生きている間は、最早あきらめなければ
いけないような気がしてくる。

さて、来年はどこへ行こうか。

モルディブ編、了。

ご愛読感謝!。

 

つづく

 

 

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