断腸亭料理日記2019
11月22日(金)第二食
さて。
ジャンバラヤ、で、ある。
大方の方は、ご存知であろう。
食べたことがある方も多かろう。
wikipediaによれば「米を使ったケイジャン料理の一つ」。
では、ケイジャン料理とはなにか。
同じくwikiでは「ルイジアナ州の代表的な料理」ということ。
ルイジアナ州はアメリカ南部。最大都市はニューオーリンズ。
なん度か書いているので、お読みいただいている方は
ご案内であろう。
そのアメリカ南部のケイジャン料理のためのスパイスミックス。
鶏肉などにからめて焼けば、簡単にそれらしい味になる。
クミン、オレガノ、タイムあたりがケイジャンらしい味の
キーになるもののようで、これにガーリック、レッドペッパー。
塩も入っているので塩味の入れすぎには注意が必要。
このケイジャン味、いわく説明しずらいのだが、うまい。
私は好きで、また、簡単でもあるので、たまに
鶏肉にからめて、フライパンで焼いている。
フライドポテトにからめても、うまい。
このミックスで、そのケイジャン味の米料理、ジャンバラヤ。
以前にケチャップにこのミックスを使い、文字通りテキトウに
作っていた。
もうちょっと、ちゃんと作ってみようか、と、考えた。
調べると、ジャンバラヤの原形はスペイン料理のパエリア
らしい。パエリアのレシピをベースに作ってみようか。
具は、鶏肉とやっぱりチョリソーがいるだろう。
ハナマサで探してみる。
○○チョリソーと書いてあるもの。
むろん、本物ではなかろう。辛味が入ったウインナー、
的なものがあったので、それ。
鶏肉は、例の細切れ。ご飯に入れるので細かくてよい。
フライパンで炒める。
鶏肉とウインナーを細かく切って入れる。
続けて、炒める。
ここにトマト缶、カット。
量は、1/3ほど。水も少し。
ここにケイジャンシーズニング。
量は、小さじ2くらいか。強くなりすぎぬように考えた。
それから、レッドペッパー。
シーズニングにもレッドペッパーは入っているが、
ちょっと辛味を強めたかった。
ここに米。
洗わずそのまま。
量は、1.5合ほど。
厳密でなくてもよいだろう。
これだけでは水分が足らない。
水とブイヨン1個。
水の量もテキトウだが、
まあ、ヒタヒタより少し多いくらい。
ただ、これも途中で足してもよいだろう。
強火で煮立ててから弱火。
ここからが、ちょいと難しかろう。
パエリア式に作ってみる、、、とはいっても
パエリアは最近作っていないが。
プロのレシピを探してみると、強火で5分、
弱火で12分とのこと。
これも様子をみながら。
付きっきりである。
水が少なくなってきて、ちょいとつまんで米の状態をみる。
ん!、まだまだ芯がある。
芯があるアルデンテではやはり、日本人的には
うまくない。
気持ち、全体に水を足す。
ここから、ごくごく弱火。(一番小さな五徳で。)
もう一度煮込む。
また、水分が飛んでネバネバの幕が表面にできてくる。
また味見。
ん!、段々芯がなくなってきた。
もう少しだ。ほんの少し、水。
今度は、完全に幕がなくなるまで水分を飛ばす。
こんな感じであろうか。消火。
完全に芯をなくすのは、浸水をしていないので、
無理があるのだが、かなりよいところにはなっているはず。
皿に盛り、乾燥パセリも散らす。
ビールを抜いて、食べる。
微妙に、先日作った、リゾット、と比べると、
より水分は飛んでいるが、パラパラではない。
むろんこういう作り方なので、この程度で御の字、で、あろう。
ケイジャン味に辛味強めで、うまくできた。
こういうものは、いくらでも食べてしまうので、困る。
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