断腸亭料理日記2019
ちょっと戻るが、月曜日から。
2月4日(月)
上野に出たついでに、久しぶりにアメ横の魚や。
このところ、ここへきてもあまりピンとくるものが
なかった。
いつもあるのだが、今日は鯵を買ってみることにした。
たまにあるが、いつもの倍の、一山、1000円。
だが、15匹はあるだろうか。
大きさは、まあ中型。
まずは刺身であろう。
しょうがは新鮮なものがよいので、買って帰る
一匹はこんな感じ。
おろしてみる。
三枚。
べら棒によい、ということもないだろうが
今の季節なので、鮮度は問題ないだろう。
4匹ほど。
三枚から皮を引いて、縦に切る。
鯵刺しはいつもこの切り方。
うん。
脂がのっているということもないが、
まあ、まあであろう。
この日はここまで。
翌日。
鰺はまだまだある。
これはもう、フライしかあるまい。
アジフライ、イワシフライは好物といってもよい。
うまいもんである。
午後、出たついでにキャベツを買う。
もう春キャベツ。
150円程度であったか。
まあ、適正価格であろう。
大量に千切り。
極細を心がける。
水に放し、1時間。
春キャベツだからか、もともと水分が多いよう。
水にさらしても、めざましくシャッキリした感じには
ならない。
水を切って、冷蔵庫へ入れておく。
さて、鰺を開く。
ただ、開くのは簡単ではない。
できることはできるのだが、上手とはとてもいえない。
まず、尻尾側の皮にあるゼイコを取る。
頭を落とし、腹を裂き、はらわたを取る。
頭側、腹の奥の中骨の上に刃を入れて、腹骨を
切りながら尾側へ刃を動かしていく。
この時に大名おろしにならぬように、中骨ギリギリ、
中骨に触れるように身をそぎながら。
尻尾まで。
ここまでは、まあよい。
この後、中骨を外すのが、今一つわかっていないといってよい。
同じく頭側の今度は、中骨の下に刃を入れ、
骨をはずしていく。
大名おろしでよいのであれば、一気にこのまま尻尾まで
切ってしまえばよいのかもしれぬが、きれいにできそうもないし
慎重に少しずつ中骨をはずしていく。
尻尾まできて、身をひっくり返して、中骨を切り落とす。
一応できた。
こうして、時間をかければ開けるのだが、なにかあまりスマートな
感じがしていない。特に中骨を下側の身からの外し方。
手早くきれいに開くコツのようなものがありそうなのだが。
山ができた。
衣づくり。
小麦粉(てんぷら粉)、玉子、パン粉。
玉子にはてんぷら粉も少し入れてある。
できた。
温度計の付いた安いものだが、天ぷら鍋を買ってみた。
余熱をしている間い、新聞紙、揚げ箸、など揚げる準備。
魚なので、高温、比較的短時間でよいだろう。
170〜80℃をキープ。
狐色になるまで。
揚げたら、油が切れるようにしばらくは立てておく。
枚数があるのだが、鍋がこの大きさなので
一枚ずつしか揚げられぬのがちょいと効率がよろしくない。
すべて揚げ終わる。
キャベツを盛り付け、アジフライを三枚。
ソースは、マヨネーズ、ケチャップ、ウスターソースの
ミックス。
アジフライ、イワシフライにはいつもこれ。
ソースをかけて、
食べる。
まあまあ、であろう。
魚フライは微妙な揚げ加減をさほど気にしなくとも
よいので、そうむずかしくはない。
だが、ほかほか、ふっくら揚がった。
うまい、うまい。
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