断腸亭料理日記2017

天ぷら・三筋・みやこし

9月23日(土)祝日

さて。

土曜日。

よい季節になってきた。
午前中は曇っていたが、午後から晴れた。

自転車で上野公園へ。
人出も多い。

途中でパンク。
湯島天神のすぐ下の自転車店まで押していき、
修理。

かなり大きな音が出ていたのだが、破裂していた。
タイヤごと交換になってしまった。
上野公園はけっこう混み合っていたのだが、
まわりの皆様、驚かせてしまって、ごめんなさい。

さて、夜。

今日は、三筋の天ぷらや[みやこし]へ。

季節が替ると鮨やも然りだが天ぷらやにも
きたいものである。

5時半頃、TELをすると、今ならOKとのことで
すぐに出かける。

すぐに行けるのがご近所のよさ。
春日通りを渡って歩いて、5〜6分。

カウンターもほぼ満席。
二つだけ空いていた席に掛ける。

親方の正面。
柔和な笑顔。

ビールをもらう。

お通しは、もずく。

細いもので、うまい。

注文は、いつものご飯付きの「特」の定食。
5500円也。

海老から。

江戸前天ぷらの伝統、活けの小型の車海老。
さいまき。

頭も一緒。

まずは塩で。

もう一匹は、天つゆで。

頭は塩。

海老も頭もばかうま。

お、珍しい。

ハモ。

ここで出てくるのは、初めて、ではなかろうか。
添えられているのは、梅肉。

骨切りされたもの。
さっぱりと、うまい。

キス。

写真を撮り忘れてしまった、
よい具合に火が通り、うまい。

すみいか。

鮨やでもそうだが、この時期のすみいかは、
夏に生まれたばかりの子供で
しんいかと呼ばれている。

プリッと、半生。柔らかく、最高である。

穴子。

これはカリカリ、サクサクでほくほく。

野菜天。

左上が半割の小玉ねぎ。

下が生椎茸。

その上、蓮根。

アスパラ。

どれもうまいが、特に小玉ねぎ、椎茸。

最後は、ご飯なのだが、
小柱のかき揚げ。

天茶、天丼、ご飯は別のそのまま、から選べる。

私は天丼。

小さなふた付きの丼。
浅蜊の味噌汁、お新香。

小柱は、青柳・ばか貝の貝柱。
これも、江戸前のたねであろう。

かき揚げとしては、江戸前では芝海老も定番だが
私は小柱の方が好み。

お新香は大根、きゅうり、にんじんなど。
自家製であろうか。
うまい。

浅蜊の味噌汁も濃いめでうまい。

ご馳走様。

うまかった、うまかった。

腹一杯、で、ある。

お勘定。

ご馳走様ぁ〜、といって出ようとすると、
親方が、あれ、持ってく?と。

天かす。

ありがとうございます。

また。





台東区三筋2-5-10 宮腰ビル1F
03-3864-7374




    

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