断腸亭料理日記2017
10月25日(水)夜
さて。
引き続いて出張。
今度は泊まりで大阪。
東京も同様なのであろうが、
とにかくホテルが取れないし、高い。
もう一万円越えである。
やっと取れたのが、難波の駅からはちょっと歩くところ。
18時頃にチェックインし、PCで仕事を片付け、
20時頃、飯を食いに出る。
便利なところならどこでもよいので、
本当は、ちょっと開拓と思い、新世界探索、天王寺、あたりに取れないか
とも思ったが、そんな幅広い選択肢もなく、難波になった。
なにを食べようか、ずっと考えてきた。
大阪らしいもの。
串かつ・串揚げ&立ち呑み、か。
風邪はやっと上向いてきたが、そこまで、呑みたいわけでもない。
夜なので、最近探索していた、大阪うどん、でもないし、
カレー(自由軒?)でもないか。
う〜ん。
そうすると、やっぱり、これ。
お好み焼き、か。
適当に呑めるし、腹にもたまる。
大阪のチェーンでは難波千日前の[千房]本店、
なぜか、京阪守口駅にあった鶴橋[風月]
に入ったことがあった。
(それに同じくチェーンだが地元東京の御徒町で[ぼてぢゅう]
に入っている。)
基本、私は大チェーンの飲食店には入らない。
むろん、大阪には個人経営のお好み焼きやは、あまたあるのであろうが、
おそらく、ディープであろう。アウェイの私にはとても畏れ多くて入れない。
それで、古くて有名なチェーンをと、考えたのである。
今回も、いろいろ探してはみたのだが、
結局、入ったことがある[千房]の千日前本店へ行くことにした。
しかし、難波のこのあたり、人が多い。
それも観光客が。
なんばグランド花月の前に出る通(この通、名前があるのであろうか。)
など、ごった返している。
観光客の集中具合は、東京以上ではなかろうか。
(まあ、場所にもよろうが。)
東京以上に距離の近さから韓国人が多いと聞いたこともあるが、
実際にはどうなのであろうか。
花月の手前を南に向かって左に曲がり(この通も名前がありそうだが、
よくわからぬ。)、少し行って右側が[千房]千日前本店。
入って、一人、という。
たまたま、四人席しかあいておらず、一人だが
案内される。
ここもまた、外国人だらけ。
ひょっとすると、日本人のお客よりも、
外国人の方が多いのではなかろうか。
隣はちょっとオタクっぽい若いフランス人の男性二人。
彼らは二人掛けのテーブルで、ちょっと申し訳がないが、
案内されたのだから、ご勘弁を。
生ビールと、メニューに人気NO.1と書かれた、
いろいろ入っていそうな「道頓堀焼き」というお好み焼き。
それからすなずり鉄板焼きを頼む。
「じっくり焼きますので、お待ちください」と
書いてある。
すなずりが、先にくる。
東京でいう、砂肝、でよいのか。
にんにくと胡麻油の風味で、うまい。
そして、きた。
道頓堀焼き。
きた。
コテで切って、食べる。
海老やら、豚やら、いか。
それから、牛すじ、ドテヤキ?
こんにゃく、そしてチーズ、、
そんなものが入っている。
大阪のお好み焼きの特徴である、厚みがあって、
なかはトロっ。
そして、具沢山。
ちょっと、ソースが足らない。
あえて少なめにしているのか。
少し足して、食べる。
うまい、うまい。
だが、しかし。
基本、豚、海老まどまではよいのだが、
牛すじ煮込みであるの土手焼き、こんにゃくを
入れているのは、まあ、こちらの名物で
昔から入れることがあったのはわかるのだが、
なにかあまりお好み焼きに合っていないような、
必然性が、、、。
まあ、よいか。
うまかった、ご馳走様でした。
ここ、意外に居心地がよい。
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5
|
2004 リスト6
|2004
リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10
|
2004
リスト11 | 2004 リスト12
|2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005
リスト15
2005
リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20
|
2005
リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006
6月
2006 7月 |
2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006
12月
2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |
2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |
2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |
2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |
2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |
2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |
2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |
2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月
2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |
2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |
2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |
2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |
2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017
1月 |
2017 2月 |
2017 3月
| 2017 4月 | 2017
5月 | 2017 6月 | 2017
7月 | 2017 8月 | 2017
9月 |
2017
10月 |
(C)DANCHOUTEI 2017