断腸亭料理日記2017
10月2日(月)昼 他
さて。
五反田での昼飯。
なん度か書いている、東口駅前の広東料理[亜細亜] 。
ご飯もの、チャーハンでも、と思ってきてみた。
前回もそうであったが、店前に出ている看板のメニュー名で
目に留まったものがあった。
アバラ肉かけご飯。
1,050円。
牛バラであろうか。
それであれば、好物。
日比谷の同じく広東料理[慶楽](池波レシピ)を思い出す。
1,050円はちょいとお高いが、食べてみようか。
入って、すぐのテーブルがあいていたので、
そこに掛ける。
「アバラ肉かけご飯」!。
バラ肉かけ、ですね、
とお姐さん。
ん?
メニュー名にあった、あ、を発音していなかった。
まあ、いいか。
アバラ肉も、バラ肉も同じことであろう。
だいたい、バラ肉はアバラ骨のあたりの肉なので
バラ肉なのであろう。
きた。
(ちょっとお皿が小さめ。)
あ!。
バラ肉と、青菜のあんかけ。
だが、バラ肉はバラ肉でも、これは豚だ。
つまり、豚角煮、ご飯である。
アバラもバラも関係なかった。
間違ってはいない。
豚バラでも私は大歓迎である。
かなりぶ厚い。
よく煮込まれて、脂っこさは抜けている。
豚角煮、というのは、私も自作をするが沖縄のラフテー
でも焼酎(泡盛)、つまり強いアルコールで長時間茹でると
脂っこさが抜ける。
おそらく、これであろう。
あんかけの塩梅がまたなかなか。
先の日比谷の[慶楽]の味に多少近いが、
八角はかなりおさえめ。
食べやすく、うまい。
やはりここ、“町中華”などとあなどってはいけない。
どうしてどうして、なかなかのもの、で、ある。
さて、五反田[亜細亜]でもう一件、別日。
(これが10/2)
ご飯シリーズ、で、ある。
やっぱり、店前の看板に書いてあった。
チャーシューご飯。
これは950円。
今日は、一階は一杯で二階。
「バラかけご飯」に味をしめて、また看板に書かれていた
ご飯もの。
「チャーシューご飯」。
どんな感じのものが出てくるのかと期待をしていると、
こんな感じ。
細切りのチャーシューにやはり青菜。
たれはあんかけではなく、濃いめの甘辛。
チャーシューもたっぷりのっている。
一度切ったチャーシューを甘辛のたれで炒めているようである。
肉もたれがからまり、香ばしい。
食べていると、前に女性の二人組(30代?)が
相席で座った。
正面に座った片方が、私に、それ、なんというのですか?
と聞いてきた。
うまそうに見えたのであろう。
チャーシューご飯です、と教えてあげた。
おいしいですよ、950円、と付け加えようかと思ったが、
そこまではやめた。
すると、二人は顔を見合わせて、
二人とも、これを注文。
ともあれ、うまい、うまい。
前回も同じだが、お皿は小さめだが、量はちゃんとあって、
別段、小盛というものでもない。適量。
私は食べ終わり、先に立つ。
はて、お二人、よかったかしら。
03-3441-7824
品川区東五反田1-13-9
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