断腸亭料理日記2017
3月30日(木)夜
今日は大阪出張。
6時台、東京駅に帰ってきた。
なにを食べるか、考えてきたのだが、
肉。
肉といっても、洋食やの日本橋[たいめいけん]で
ステーキを食べてみようか、というところにたどり着いた。
どこの洋食やにもたいていステーキというメニューはあるが
オムライスやハンバーグ、コロッケ等々が主で
やはりあまり食べる人は多くはなかろう。
私自身も食べたことがない。
池波先生のエッセイなどを読んでも
ほぼ出てこないのだが、亡くなった後に
未亡人が出版された日記を読んでみると、
お馴染みの洋食やで、サーロインステーキ、
なんというメニューが出てくる。
食べておられたのだが、
あえて書かなかったのかも知れない。
東京駅のQBで髪をサクッと切って、
日本橋口から出て呉服橋交差点。
日本橋交差点。
コレドの脇を入って、7時頃到着。
自動ドアを入ると椅子に掛けて待っている一組の
家族、入っていったところ。
そうは待つまい。
椅子に掛けて待つ。
待ったのは5分程度か、入れた。
さて。
ステーキ。
ここのステーキはサーロインとヒレ。
サーロインだ。
ソースがにんにくしょうゆと、デミグラスから
選ぶよう。
しょうゆ、かな。
ここの料理はご飯付きが多いのだが、
ステーキにはついていないよう。
で、やっぱり好物のチキンライスだ。
あ、名物のボルシチとコールスローも忘れてはいけない。
各50円。
担当のきれいなお姐さんを呼んで、オーダー。
ビール中瓶は、エビス、キリン、サッポロがあるが
にしてみる。
サッポロはラガーではなく、黒ラベルであった。
コールスローとボルシチ。
腹が減っているので、ばくばくと食べてしまう。
このコールスローの味付けはドレッシング
なのであろうが、なんであろうか、
特別変わってはいなかろうが、オイリーでもなく、
酸味も強くなく、さっぱりしてうまい。
ボルシチといっているが、ミネストローネと
いった方がよいもの。
トマトベースでじゃがいも、キャベツ、にんじん。
きれいなお姐さんがきて、
チキンライスとステーキの出す順番を聞いてくる。
チキンライスとなにか、という頼み方を
よくするのだが、必ず聞かれる。
それぞれ、出来次第で、と頼む。
チキンライスからきた。
ここのチキンライスというのは、
ケチャップライスなのだが、浅草の[ヨシカミ]
などのケチャップの濃い味ではなく、
バターの風味が強い。
浅草と日本橋。
ちょっとお上品ということか。
食べ始めると、ステーキも登場。
チキンライスを脇によける。
大きいが意外に薄い。
ソースをかけて、食べる。
焼き方は特に聞かれなかったが、
ウェルダンかな。
よく焼いてある。
にんにくしょうゆのソースはなかなかなもの。
かなりうまい。
脂身も念入りに焼いてあり、
カリカリした食感がよい。
流石なもの。
ステーキを片付け、チキンライスに戻る。
ここのライス系は量が多いのである。
これだけ一品で食べてお腹が一杯になる量に
しているのであろう。
なんとか腹に納める。
ふー。
満腹、満腹。
勘定をして、出る。
ご馳走様でした。
中央区日本橋1-12-10
03-3271-2463
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