断腸亭料理日記2017

広州市場わんたん麺・

五反田本店+1

7月6日(木)昼

さて。

木曜日、昼。

晴れて、暑い。

先日、宿題であったわんたん麺の[広州市場]五反田本店
煮干し系の『濃厚』で失敗したので、宿題は終わらず。

この店の看板は塩の清湯であった。

この宿題、早く終わらせねば。

暑い時に、熱いわんたん麺もよろしかろう。

駅の向こう側まで、てくてく歩く。

三井住友銀行の先。
店前へくると、やっぱり6〜7人の行列。
ただ、回転は速いので列につく。

待ち時間は10分はかからない。
店の入り口にメニューが貼られている。
注文は店に入る前に聞かれるので

決めておかなければ、ならない。

やっぱり昼のセットで、塩のわんたん麺。
昼のセットわんたん麺は、わんたんの数が少し
少ないとのこと。
ご飯は、ミニの魯肉飯。

なんであろうか、魯肉飯。
食べたことはないが、食べてみよう。
830円也。

ここは若い女性一人、というお客もいる。
意外に女性もわんたんは好きなのか。

番になって、店に入る。

意外に空席もある。

作るスピードもあって、ある程度
制限をしているのかもしれない。

魯肉飯がきた。

魯肉飯は、ルーローと読む。
高菜とチャーシュー、のように見える。

先に食べてみる。

ここには別に、高菜飯というのもある。

魯肉飯は食べてみると高菜だけでなく、
なにか一緒に炒めてあるよう。

調べてみると、魯肉飯というのは、
台湾の名物のよう。
台湾ではこういうものではなく、
豚バラをサイコロ大に小さく切って、
八角などを入れて甘辛に煮たもののよう。
やはり丼にしてたべる。

これが高菜と一緒に入っているのかもしれぬ。

わんたん麺もきた。

塩、清湯。

わんたんは6個か。

スープはかなりの透明。

塩でわんたん麺というと、私などは
四谷の[こうや]と、その流れの飯田橋の[高はし]などを思い出す。

[こうや]系は同じ塩だが、もう少し
白濁している。

[広州市場]は完全に透明で見た通り味もすっきり。
好みであろうが、私は深みのある[こうや]の方に
軍配をあげる。

わんたんを専用のレンゲに取り
生姜のタレをかけて、

食べる。

タレは生姜の他に玉ねぎ、ラー油、しょうゆとある。

全部試してみたが、生姜が最も合う。

先日の海老わんたんよりも多少小さいが
十分に具沢山で、上々。
うまい。

さて、どうであろうか。
ここは本店であるが、チェーンといってよいのか。
チェーンとすれば、かなりレベルは高い。
ただ、同じ塩で比べやすい[こうや][高はし]と比較すれば
充実度からすれば、であろう[こうや]系であろう。

さて。

ラーメンで、今日はもう一つ、おまけ。

これは、今日、7月9日(日)第一食

拙亭ご近所、元浅草同町内3丁目、浅草通り沿いの
[喜多方食堂]で、AM8:00、朝ラー。

背脂で、玉ねぎトッピング。

ちぢれの平打ち麺。

喜多方ラーメンはチャーシューがうまい。
豚バラの煮豚を焼いているのか、脂たっぷり
香ばしさもある。

玉ねぎのみじん切りをトッピングにするのも
特徴であろう、背脂によく合う。

定番だが、うまい。





[喜多方食堂 麺や玄]。
(台東区元浅草4-7-15)



広州市場

品川区東五反田1-21-10
03-3441-4738



  

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