カレー専門店・断腸亭料理日記２０１７
カレー専門店・7月22日（土）第二食
さて。
土曜日。
天気がよくて、暑い。
昼下り、床屋に自転車で、出る。
行く先はいつもの仲御徒町のQB。
格好はこれもいつもの、短パンにストローハット。
髪を切って、探索活動のために上野の山に向かう。
昭和通りを北上。
上野駅前、丸井前に回り込む。
ん！。
そうだ。
探索前に、カレーを食べていこうか。
暑い時には、やっぱりカレー。
ＪＲ高架下。
ガードから御徒町方向に一、二軒のところ。
ちょいと小腹がすいた時には、ここはちょうどよい。
私自身、近くに住んでいながら、初めて入ったのが
2年前で、まったくそれまで知らなった。
うかつといえば、うかつ、ではある。
安くて、うまい。
スタンドカレーとしては最早、老舗といってよいだろう。
正確なところはわからないが、70年代には
既にあったといい、開店から50年近くになる
のかもしれぬ。
高架の東西どちら側からも入れる。
自転車を店の入口脇、邪魔にならぬところに停めて、
入る。
ここは、券売機。
カツカレーがあるのも、うれしい。
それも５００円。
チェーンの［Ｃ］などでカツカレーにすれば
７５０円。
まあ、これが普通の値段であろう。
それが、５００円。
格安。
いや、破格といってもよいのではなかろうか。
ん！。
ここにビールはなかったか。
こう暑いと、ビールでも呑まなければ、、、
回転命のこういう業態。
酒を出して、長居をされてはと、ないところも
少なくないと思うのだが、、、
あった！、あった。
よし。
４５０円。
こちらは、ノーマルな値段。
ビール中瓶とカツカレーが５０円しか違わないというのは
逆に妙な感じではあろう。
食券を持って、カウンターに掛ける。
この時刻、昼時はすぎていて、パラパラ。
座ると、待ってましたとばかりに、
水の入ったグラスが置かれる。
カツカレーとビールの食券を出す。
待つほどのこともなく、ビールとカツカレーが
置かれる。
ビールをついで呑みながら、
置かれている福神漬けとらっきょを取る。
カレーの方には、気持ちよいくらい、
肉もなにもない。
カツカレーなので、なくてもむろん、なんら問題はない。
前にきたとき（２年前、去年の写真を見ると。）
にはカツカレーにも肉が入っていた、のだが、、、
ロットぶれか、はたまた、この一年で
肉はカットになったのか、、。
わからぬが。
ともあれ。
ここのカレー、うまい。
安いが、それなり、というのはよくある。
しかし、そんなことはない。
どちらかといえば、濃厚。
辛さも、べら棒に辛くはないが、
あまくもなく、ちょうどよい。
ご馳走様でした。
うまかった。
台東区上野6-12-11
03-3831-6721
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